ブラック企業

ブラック企業に入ってしまったらすぐに辞めるべき?転職と通報対策も考えよう

入社した会社がブラック企業だった場合、すぐに転職すべきかどうかは非常に難しい問題です。

新卒なのか中途なのかによっても答えは違うかもしれません。

「すぐに」というのは、どのくらいの期間を指すのでしょうか?

それは、あなたが「すぐに」をどのくらいの期間と考えるかによっても異なります。

ブラック企業を見抜けないことの代償は大きい

新卒の場合、たとえ勤務先がブラック企業であっても、就職活動に費やした時間は取り戻せません。

何より、一度しか使えない「新卒カード」を切ってしまったのですから、悔いを残しても仕方ありません。

どんなにブラック企業であっても、我慢して最低1年は働かなければなりません。

ブラック企業で最低1年は働かないと、第二新卒で入るのは難しくなる。

就活期間中にブラック企業であることを見抜けなかった代償は大きい。

では、中途採用で入った会社がブラック企業だった場合はどうすればいいのか。

これはケース・バイ・ケースです。

すぐに再就職先を探すのもひとつの良い方法です。

私の場合、言われた給料と実際の給料が違うブラック企業から、半年も経たないうちに大手企業に転職しました。

これは非常に幸運な例だと思います。

私は典型的なジョブホッパーとみなされていたかもしれません。

ブラック企業に勤めている人は、今すぐ仕事を辞めるべきではあるが…

しかし、辞める前に一つだけ確認しておきたいことがあります。

それは、本当にブラック企業なのか?

あなたがブラック企業だと思っていた会社が、他の人にとっては恵まれた環境であることが判明することも少なくありません。

ブラック企業の明確な定義はありませんので、ご自身の判断にお任せします。

会社を辞めるときには、その会社を客観的に、冷静に見ることが大切です。

転職には大きなリスクが伴います

転職で最も危険なことは、たとえハローワークや求人サイトで魅力的な求人があったとしても、それがブラック企業ではないという保証はないということです。

さらに、中途採用の最大の問題点は、仕事を見つけるのが簡単ではないこと。

OB訪問や就職説明会、会社案内などの資料が豊富な新卒者とは異なり、ハローワークの求人票は「紙切れ」でしかないことです。

考えてみれば、社会人生活を送る上で唯一の情報であるということは恐ろしいことです。

もちろん、転職エージェントを利用して新しい仕事を探すこともできますが、それが100%成功するとは限りません。

特に、年齢が高くなればなるほど、エージェントを使った転職活動は難しくなる傾向にあります。

私の知人は、当時40代でしたが、転職エージェントを利用しました。

当時40代だった知人は、転職エージェントに相談に行ったところ、「あなたは転職先を紹介するにはオーバースキルだ」と、あっけなく断られたそうです。

最初から遠回しに断られたと言っていました。

では、どうすればいいのか。

自分の勤めている会社がブラック企業だとわかったら、辞める方法を考えなければなりません。

ホワイト企業への転職については、こちらの記事も参考にしてみてください↓

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さらに、辞めるためには、会社以外の収入を確保する必要があります。

ブラック企業から転職することだけを考えてはいけません。

自衛手段を構築することは、大切な生き方だと思います。

辞めたくはない…通報すれば良くなる?相談先は?

ブラック企業について相談できる場所は意外と多いです

民間レベルでは、個人が加入できる組合や、労働組合の連合体、労働問題に関するNPOなどがあります。

行政レベルでは、総合労働センター、労働基準監督署、東京都労働相談情報センターなどがあります。

また、「日本労働弁護団」や「過労死等防止対策全国ネットワーク」などの法的機関もあります。

労働基準監督署はなかなか動いてくれません

では、仮にあなたがブラック企業の被害者だとします。

このような組織や団体に相談するのがいいのか、それとも行政機関に通報するのがいいのか。

それとも、あきらめて次に進むべきでしょうか?

インターネット上の意見によると、どうやらまず、都道府県労働局の総合労働センターや労働基準監督署に相談・通報するのが良いと思います。

実際、私自身の経験でも、ある会社に労働基準監督署から電話がかかってきたことがあります。

また、電話に出たスタッフに「社長に出勤簿を提出するように言ってください」と言われたこともありました。

社長に直接指示しなければ意味がないことに気づかないのだろうか。

辞めた元スタッフが違法労働を報告したらしい。

こんな対応では全く祝福されません。

電子メールで労働基準局に報告してみる?

労働基準局にメールを送る方法はどうでしょうか。

労働基準局にメールを送ることで、報告書に自分の名前が載らないようにすることができるので、会社にバレる可能性を低くすることができます。

また、労働基準局は24時間メールを受け付けています。

そのため、いつでも通報することができます。

ただし、電子メールで通報した場合、すぐに対応してもらえないこともありますし、ほとんどの場合、返信はありません。

そのため、すぐに対応してもらいたい場合は、直接出向くことをお勧めします。

労働局に電話して通報する

次の方法は、労働局への電話連絡です。

電話で報告することにより、担当者に具体的な違反内容を説明することができ、メールよりも優先的に対応してもらえる可能性が高くなります。

ただし、この方法の優先順位は、直接通報する場合よりも低くなりますのでご注意ください。

現実には、自分で対策を立てなければなりません

私の個人的な経験や、ブラック企業に対する裁判の報告を見る限りでは、全国ユニオンをはじめとする個々の労働組合は、一定の評価ができると思います。

やはり、団体交渉力は強みになります。

私の場合、結果的には何の役にも立ちませんでしたが、「少なくとも相談には乗ってくれた」ということで、それなりの価値はあったと思います。

日本労働弁護団や法テラスへの相談は、ケースバイケースだと思います。

具体的な事例がないので何とも言えませんが、私の印象では、日本労働弁護団や法テラスへの相談は個別に行われているようです。

ただ、印象としては、ブラック企業への直接的な対策というよりは、評論家としてのアドバイスをしてくれることが多いように思います。

報告や相談ができないのであれば、転職する以外に残された道はないのでしょうか。

しかし、ブラック企業に勤めていると、転職活動の時間を作ることができません。

転職エージェントを利用しようにも、残業続きで、登録した面接に行く時間すらありません。

仕事を辞めるには、会社以外の収入源を持つことが一番の近道です。

自分の力でお金を稼げる仕事が見つかれば、ブラック企業から脱出するのにこれ以上の方法はありません。

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