元々、根暗人間のかいもです。
幼稚園の頃からいじめられっ子で、いつも教室の隅っこにいて存在感がないタイプでした。
大人になってからは、周囲から「気が強い」「気が短い」と言われるようになり、「弱い 人間」というイメージから「メンタル若干強め」というイメージに変わりました。
今では精神的にも強くなったと思っていますので、今回は精神的な強さについてお話したいと思います。
今回のテーマは「私が考える精神的な強さの正体」です。
あくまで「私が思うに…」なんですけどね!
目次
メンタルの強さはすべての土台となる
よく「心技体」という言葉がありますが、もっと大まかに分けると、人は「心」と「体」の2つに分けられると思います。
では、自分を変えたい、素敵な人になりたいと思ったら、どこから手をつければいいのでしょうか。
体を鍛えよう、筋トレをしようと思っても、毎日続ける根気が必要ですよね。
トレーニングの技術も同じで、毎日技術を鍛えるのは大変ですよね。結局、毎日続ける忍耐力が必要なのです。
そのためには、精神的にも強い心を持つことが必要です。
まず変えなければならないのは、精神面です。
メンタルの強さはすべての土台となるものですから、そこから変えていく必要があると思います。
私は小学生の頃、臆病でした
小さい頃は本当に小心者でした。
学校で勉強するのも嫌だったし、音楽の授業で一人で歌うのも嫌だったし、人前で話すのも嫌だったし、女の子と話すのも嫌だったし、本当に何もかもが苦手だったんです。
唯一得意だったのは、ゲーム。
だから学校が嫌いで、家でゲームをするのが一番好きな子供でした。
そんな子供の頃から、「変わりたい」という気持ちがありました。
そして、私は変わることができたのですが、一番気をつけていたのは心の健康で、さらに気をつけていたのは「失敗を気にしないこと」でした。
失敗することを恐れないこと
もし、メンタルを強くするために最も重要なことは?と聞かれたら、私は間違いなく「失敗を恐れないこと」と答えます。
メンタルヘルスが損なわれる場面というのは、たいてい失敗したときだと思うんです。
私は子どもの頃、人と話すのが苦手で、授業で手を挙げて発表するのも、人前で歌うのも、失敗すると恥ずかしいと思っていました。
結局、これは「失敗したら、間違えたら恥ずかしい」ということを意味していました。
つまり、常に失敗を恐れているのです。私の中では、「失敗=恥ずかしい」「失敗=ダメなこと」なのです。
失敗は成功のもと」という言葉がありますが、私の中ではなぜか「失敗は許されない」という脅迫観念がありました。
「人前ではすべてうまくやらなければならない」
実際には、たくさん失敗して、なぜ失敗したのかを考えて改善していくことが一番大切なのですが、最初の学びの機会である「失敗」を排除してしまうと、いつまでたっても改善できません。
だからこそ、精神的に強くなる方法の第一歩は「失敗を恐れないことを学ぶ」ことだと思うのです。
失敗は決して悪いことではありません
失敗をすると、友達や家族以外の人があなたを馬鹿にすることがあります。
特に、仲の悪い人はあなたを攻撃するでしょう。普段のあなたの行動を否定し、まるで自分のチャンスのように攻撃してきます。
でも、「恥ずかしいからもう一回やってみよう」と思ってしまうと、精神的にダメになってしまいます。
大切なのは「自分はダメな人間だ」と認識することだと思います。
私が常々思っているのは、最初から「失敗する」と思っていたほうがいいということです。
むしろ、「一度失敗して修正したら、それで終わり」と考えて行動しています。
私は常に、成功するために修正する回数を最小限にするようにしています。
そうは言っても、やはり失敗は多いですよ。
しかし、私は「何度失敗しても、最後に成功すればいい」という考えを持っています。何度バカにされても、最後に成功すればそれでいいんです。
それを実感したのは、最初はひどい品質のものを作っていたのに、数年後には非常に高い品質のものを作っている人を周りで見たときです。
最初は全くダメだった人が、チャレンジし続けた結果、劇的に上達して成功した例も見てきました。
だから、最初からダメだと気にする必要はないと思うんです。続けていれば、必ず一定の成功を収めることができると思うのです。
もちろん、世界のトップクラスになるには、才能が必要です。
精神的に強い人とは、失敗を恐れない人のことです
私が考える精神的に強い人の一例は、失敗を恐れない人です。
どんなに努力しても、うまくいかないことは必ずあります。人には得手不得手がありますが、「これは自分には合わないから、次は別のことをやってみよう」と、すぐに切り替えられるのが精神的な強さだと思います。
もちろん、あきらめずに食らいついて成功する人もいるでしょう。
でも、それがすべてではないと思うんです。
これは自分には合わなさそうだから、別のことをやってみよう」と、すぐに軌道修正できることもとても大切だと思います。
これも「挑戦することを恐れない」「失敗することを恐れない」という精神がなければできないことです。
失敗を恐れていては、最初のチャレンジが失敗に終わった時点で心が折れてやめてしまいますよね。その気持ちはよくわかります。
でも、本当に精神的に強い人は、その時点で心が折れたりせず、「じゃあ、次をやればいいや」となります。
そして、そこでも以前のように努力を続けることができるのです。
それができる人が「精神的に強い人」だと思うんです。1つのことを諦めない人も、すぐに別の道に切り替えてまた突き進むことができる人も、どちらも精神的に強いですよね。
倒れて立ち止まるのは最悪の状態です
限界ギリギリまで頑張って、諦めてしまって、結果的にしばらくそこから抜け出せなくなるのが一番悪い。
うつ病や精神病になるほど頑張って、その結果、疲れ果てて次の仕事ができなくなるのは、良いことだとは思えません。
さっさと辞めて次の仕事に移ったほうがいいと思いますし、できることなら成功するまで辞めないほうがいいと思います。
そういう意味では、「大変だ、無理だ」と思ったら、すぐに辞められるようなメンタルコントロールが大切だと思います。
もちろん、簡単に辞めてしまってはいけませんが。
失敗してもいいと思うんです
個人的には、失敗してもいいと思っています。
たとえ別の道に逃げたとしても、この道は自分に合わないとわかったのだから、無駄な失敗ではない。
何かに挑戦する人は、100%どこかで失敗します。誰でも人生のどこかで失敗しますが、失敗した後もチャレンジを続け、結果的に成功するのです。
そして、失敗も成功も、大きくならないと気づかないものです。
あなたが大失敗して倒産したり、会社が倒産したりすれば、人は気づくでしょう。
しかし、「あれをやってみたけど、うまくいかなかった」というような小さな失敗は、日常生活の中でいくらでもあります。
どんなに素晴らしい人でも、失敗はたくさんしているものです。私のような人だと、腐るほどミスばかりしていますが笑。
やってみて、やってみて、「ああ、これはダメだな」と思って修正していく。
人生ってその繰り返しだと思うんです。失敗しないと、前に進めないんです。
失敗することを自分に許すことの効果
失敗してもいい」と自分に思わせることができれば、人生はいろいろな意味でイージーモードになります。
もちろん、何でもかんでも最初から失敗するように意図的にやってはいけません。
最終的には、一発目から完璧に成功するのがベストですが、普通は無理ですよね。
しかし、仮に失敗したとしても、「よしよし、次はこうしよう」と思えるようにしておきたいものです。
そういうことができるようになれば、人生はずっと楽になる。
そう考えるようになってから、自分でも驚くほどポジティブになったし、悪い意味での自意識過剰もなくなってきた。
そういう自意識を減らすことが、実は「精神的に強くなる」ことの1つだと思うんです。
結局、人の精神状態というのは、自分の考えによって大きく変わるものだと思うので、これを意識的に変えることができれば、人生は大きく変わると思うんです。
そもそも、失敗しない人間なんていないんだよ!
これはもっと声を大にして言うべきことだと思います。
もちろん、失敗が許されない場面もありますが、そういう場面でこそ人はミスをするものです。
人間である以上、ミスはつきものです。もちろん、ミスが深刻化しないような仕組みづくりも必要ですが、それはまた別の話。
だから僕は、他人のミスを鬼の首を取ったように言う人が嫌いなんです。
もちろん、何度も同じ失敗をする人は怒られて当然ですが、初めてのことをするときにすごく怒る人がいて、そういう人はどうなんだろうと思います。
そういう人は失敗を恐れるメンタリティが身についてしまうんです。
仕事で失敗しても、それを次の機会に生かす
仕事で失敗すると、「やっちまった」とずっと落ち込んでいる人がいます。
もちろん、失敗は悪いことですが、あまり落ち込みすぎるのも良くないと思います。
ミスを反省して、次に生かすための修正を行い、再チャレンジするべきだと思います。
私たちは皆、たくさんの失敗をします。私たちは皆、たくさんの失敗をして、それを反省して修正し、改善していくものです。
だから、ちょっとしたミスで深く落ち込む必要はなく、「次も頑張ろう!」と気持ちを切り替えることができるのではないでしょうか。
仕事をする上で、気持ちを切り替えることは大切なことだと思いますね。
というわけで、今回の記事は、私が考える「精神力」とは何かということでした。
メンタルにはこちらの商品がおすすめです。私もよく利用しています。
こちらの書籍も参考になります。