フリーランスが流行しだしてから数年。ネットでしか話を聞いたことがないのですが、実際のところフリーランスってどうなんだろうと思い、たまたまフリーランスの友人に合うことができたので、その時の話が面白かったため、友人に記事依頼をしてみました。
フリーランスというものがどのようなものか。1つの事例として参考にしてみてください。
↓からはその友人に執筆を依頼した文章になります。
フリーランス(自営業)の方が会社員よりも優れているというのは誤解だ!
ふと思いついたので、適当に文句を言ってみたいと思います。
最近、インターネットを見ていると、フリーランスやノマドのススメみたいなものをよく目にします。
でも、そういうこともできる人間としては、会社員っていいなと思います。
目次
フリーランスは一種のドロップアウト
もちろん、人にもよりますが。フリーランスになっても、以前の会社と連絡を取り合って、みんなと仲良く仕事をしている人はたくさんいます。
私のいた業界にもそういう人はたくさんいました。私がかつていた業界にもそういう人はたくさんいました。
その上、師匠との関係も良好で、仕事がないときはお互いに分け合っている。まさに助け合いの文化がありました。
そういう人たちにとっては、フリーランスも自営業も、独立も素晴らしいことです。
でも、私のような人はダメですね、完全な落ちこぼれですから。
もう会社員にはなれません、なぜなら私は悪い子だからです。
会社の人間関係が面倒だと思っているような嫌な奴なんです。
私はただの落ちこぼれです。基本的に一人で仕事をしていますが、それは一人の方が楽で良いからです。
ノマドになったら、もう会社員ではいられない、逃げ場がない
働こうと思えばどこでも働けますから。正直なところ、PCとインターネットさえあれば仕事はできるので、極端な話、海外にいても仕事はできます。
PCとインターネットさえあれば、どこでも生活できます。ノマドは大したことではありません。スターバックスに行ってエスプレッソを飲みながら仕事をすることもできます(もったいないので行ったことはありませんが)。
かといって、普通のサラリーマンとして働くこともできない。
私は「たまには社会人気分を味わいたい!」と言いました。友人の肉体労働を手伝うこともあります。
そんな時、「社員ってすごい!」とつくづく思います。サラリーマンのどこがいいの?
会社員の良さとは?
まず、朝起きることがすごいですね。
バカにしているようですが、私の生活では、好きな時間に起きられるんですよ。
だから、「明日は6時半に迎えに行きます」と言われても、「本当に師匠?」とプレッシャーになります。
6時に起きないといけないんです。夜中の12時前に仕事をしていて、「ああ、もうちょっと押したいな」と思っても、「いやいや、明日も仕事があるし」と思い直します。
普通の人からすれば当たり前のことですが、私からすれば「自分の時間を好きに使えない」と感じてしまいます。
夜中の6時に起きて、食事をして、歯を磨いて、準備をする。そして、その人が迎えに来てくれるのを待ちます。
そして、その人が遅れると、「待っている間に仕事ができる」と思うのですが、(私が言うのもなんですが)「大丈夫だよ!」と言ってくれました。
現場に行って、そこで作業をするわけですが、もちろん私のような素人がやっていいのは、重いものを運ぶような簡単な作業です。
でも、作業の段取りが悪いと、挫折してしまうんです。
そんなとき、「ああ、私はこういう性格だから、集団の中では働けないんだ」と思ってしまうんです。
理不尽さと戦う会社員たち
会社員は理不尽さとの戦いですよね。
もちろん、フリーランスの方も、納期やお客様など、理不尽な問題を抱えています。
でも、フリーランスの場合は、一人で仕事ができる。
しかも、「ノマド」タイプの人は、一人で黙々と仕事ができる。
それが一番ですね。すべては自分のペースで、すべては自分次第です。
過程はどうであれ、良い結果を出せば、良い製品を作って発信することができる。
いつ寝ようが、いつ休もうが、どんな仕事をしようが、いいものを作って結果を出せればいいのです。
しかし、会社で仕事をしていると、いつも迷惑な上司や部下がうろうろしています。
周りが立派な人ばかりなら楽しいですが、直属の上司が要領の悪い人だと、ストレスでハゲてしまいそうです。
多分、この日常に耐えられないと思います。
フリーランスはいつでも倒れられる
しかし、フリーランスの素晴らしいところは、いつでも倒れられるということです。
何かあったらボロボロになってしまう。
また、自由に休むことができるので、いつでもサボることができます。ちょっとでもサボると倒れてしまいます。
倒れてしまったら何もできない。私のような落ちこぼれになると、「なんで今さら人のために働かなきゃいけないんだ?と思ってしまう。
つまり、私のような落ちこぼれの場合、会社員の理不尽さに耐えられる自信がないのです。
しかし、一人で仕事をしているとメンタルにくる
家で黙々と仕事をしていた数年後、毎日会社に来ている社会人を見ると、尊敬の念を抱き、「ああ、この人は私のようなクズと違って、毎日社会と戦っているんだな。すごいな」と思います。と尊敬の眼差しで見るようになります。
満員電車の中で、迷惑な上司を相手に、バカな部下に仕事を教えている。その人たちの生き方を考えると、「みんなすごいな」と心から思います。
こういう生き方をしている人たちを思うと、「彼らはすごいな」と心から思います。こんなことを毎日やっている人はすごい。
こんなことを考えている今、私はすでに外界への免疫力を失っていて、そこから抜け出すことはできないだろうと思っています。
抜け出せるかどうかはわかりませんが、たまには外で生活してみたいものです。笑
自分次第で収入が上がったり下がったりするスリル感がたまらない
他人からの制約を受けない自由な生活…
自分次第で上下する収入…
このスリルを知ってしまうと、もう抜け出せません。
うまくいったときには、何事にもドンドン成功して、「わぁ、私ってすごい!」と誇りに思っています。
全然うまくいかないときは、「これはすぐに終わるんじゃないか?困ったもんだよなぁ」となります。
特に私のように小さい人は、いつでも経済的に死ぬことができます。この全く安定していない状態がたまらない…っ!!
自分ですべてを決められること、収入がわかりやすく上下することが好きなんです。
だからこそ、フリーランスが悪いとは言いませんが、「最高のノマド!」とは思わないのです。フリーランスが悪いと言うつもりはありませんが、「ノマド!」とも思いません。
よほどの覚悟がない限り、会社員になった方がいい
何が言いたいのかわからなくなってきましたが、とりあえず「会社で働いている人は偉い」ということを言いたいです。
あと、特に夢がない人に「フリーランスが一番!」と言うのは、本当に無理だと思います。 特に夢がない人に。
それはもう言えないですね。
いつ倒れるかわからないのは怖いですからね。会社員としてやっていけるのであれば、それが一番だと思いますよ。
本当に、苦しみながら会社員として働いていても、「会社に行って、ノルマをこなして、必ず給料がもらえるなんて、素晴らしいことだ」と思うんです。
だからこそ、フリーランスを目指すよりも、会社員として働いたほうがいいと思うんです。
今の生活に不満があるわけではないのですが、仕事がうまくいかないとどうしようもないので、なかなか休みが取れないんですよね。
会社員って素敵だな~と思います。
考えてみれば、数年前に知人が「会社員っていいよね」と言っていたのですが、その知人が独立するのを止めてしまうのもわかる気がします。
自分がよく利用しているものです。メンタルに効きます笑↓