みなさんはこの言葉を聞いたことはありますか?
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
結構有名な言葉ですよね。
私でも聞いたことがあるくらいです。
しかし、私はこの言葉をすべてに当てはめるべきではないと思っています。
私自信が「経験しないで何かを理解することは不可能」だと今でも思っています。
今回はそのことについてお話したいと思います。最後に、「文句を言う前にやってみる」ことの大切さについてお話ししたいと思います。
目次
他人の話を聞くだけでは理解できない
周りに経験豊富な人がいると、いろいろな話を聞くことができます。その人の話を聞いていると、「こんな世界があるのか」と刺激を受けることができます。
海外を飛び回っている人、ドイツで仕事をしている人、自分で会社を立ち上げている人、月に何百万円も稼いでいる人、ちょっと危険な世界に足を踏み入れている人など、いろいろな人の話を聞くのは楽しいものです。
たとえば、本を読むだけでも、そうした「偉人」たちの物語を垣間見ることができます。
自伝を読めば、その人の考え方を知ることができますし、自己啓発書を読めば、同じような経験をすることができます。
でも、一番危険なのは、「自分はわかっている」と思ってしまうことだと思うんです。
ちょっと前の私がそうでした。いつも同じなんです。
そう思うのは、私が30代のオジサンで、いろいろなことを経験してきたからです。
人によって見える風景は変わります
どの風景を見ても、それをどう感じるかは人によって違う。
会社をつくって社長になったときに感じること、月に何百万円も稼げるようになったときに感じること、結婚して子供ができたときに感じること、家族を見て感じること。
特に、結婚して何を感じるかは、人によって全く違います。ですから、一人の人の意見は全く参考になりません。
いろいろな人から情報を得て、それを統計的に見てこそ意味があると思います。
さらに、自分がどのパターンに当てはまるかは、やってみないとわからない。ある程度の予測はできます。
実際に行ってみないとわからないことがたくさんありますよね
私の友人が結婚したときも、結婚する前も、多くの先人たちから「こういうことで苦労するよ」「どうせ喧嘩ばっかりだよ」「奥さんに邪魔者扱いされるよ」「どうせ最初だけだよ」「奥さんの親に苦労するよ」とアドバイスされてきました。
そのほとんどが友人には当てはまりませんでした。
妻の両親は良い人で、妻は友人を邪魔者扱いせず、喧嘩もせず、年を追うごとに新婚の頃よりも色々なことをしてくれるようになったのです。
先輩方のご意見も参考にさせていただきましたが、それを踏まえた上で改善策を考えたからこそ、友人の結婚生活はうまくいっているのだと思います。
また、先輩から「親になって初めてわかることがある」とよく言われました。
当時は「何を言っているんだ、このおっさんたちは」と思っていました。
こんなことを書くと、「結婚するまでその程度のこともわからなかったのか?」と思うかもしれませんが、私はわかりませんでした。
新しいことに挑戦するたびに、実際にその立場になってみないとわからないことがあることを実感します。
お店の心理は実際に運営してみないとわからないし、お客様の心理は実際にお客様になってみないとわからない。
会社側の心理は実際に経営してみないとわからないし、社員の気持ちも実際に就職してみないとわからない。
上司の気持ちは、部下を持って初めて気づくものです。部下の気持ちは、上司がいて初めて実感できるものだと思います。
また、人間は忘れやすい生き物ですから、上司になったときには、部下だったときの気持ちを忘れてしまうかもしれません。
これは親子でも同じことが言えると思います。
やはり、自分で体験してみないと本当の意味での理解はできません
以下は、男として悩むことが多い部分だと思います。
受験
就職
起業・転職
結婚
子育て
結婚しないのであれば、この2つについて心配する必要はないかもしれませんが、少なくとも受験や就職については心配する必要があるでしょう。
結婚したくない人は、この2つを気にする必要はないでしょう。
言ってしまえば、進路に悩むということです。
それでも、結局は「やってみなければわからない」というのが私の考えです。
特に、ここでやってはいけないのが、「やったことのない人に聞く」ということです。起業したことがない人に「どんなものか」と聞いても意味がありません。
起業したことがない人に、起業するとどうなるのかを聞いても無駄です。また、結婚したことがない人に、結婚するとどんな感じになるのかを聞いても無駄です。
結局、自分の想像でしか語れないのです。しかも、先に述べたように「先人が感じたことと同じことを感じるかどうかはわからない」なんですよね。
先人を参考にしながら、経験から学んでいきたいと思います
これは私の意見ですが、私は先人を参考にしながら経験から学びたいと思っています。
結局、経験からしか学べないのです。
先人の意見やアドバイスも参考にしますが、やはりやってみないとわからないと思います。
だから、結局は自分がやりたいことをやったほうがいいんです。
私の経験では、失敗しなければ学ぶことはできませんし、私はそこから成功しようとしてきただけです。
基本的には、「やりたいことがあればとりあえずやってみて、うまくいかなければ直せばいい」という考えで生きています。
やってみなければ、どんな問題が起こるかわからないからです。いくら人の話を聞いたり、本を読んだりしても、それは変わらないのですから。
もちろん、事前に知識を得ることは大切だと思いますが、それでも実際にやってみないとわからないことが多いと思います。
なぜなら、先人たちとまったく同じ方法でやったとしても、やる人によって結果が違ってくるから。
誰もが同じ能力を持っているわけではないからです。
だから、先人から学んでも、参考程度にとどめておいたほうがいいのです。
もちろん、やってみて「これは本当だ」と思うことがあれば、それを参考にしてもいいと思います。
しかし、理解している人のアドバイスには耳を傾けるべきです
私の知人にとても素晴らしい人がいるのですが、その人はよく「あなたはこういうタイプだから、これをやってみたら」というようなアドバイスをしてくれます。彼はよく私にアドバイスをしてくれます。
でも、私は頑固なので、いつも「自分がベストだと思うことをやってからにします」と答えます。
でも、私は頑固なので、「自分が思うようになるまで待ちます」と答えます。
でも結局、彼の言うことを試してみたら、結構うまくいったので、「わかってくれる人のアドバイスは聞いたほうがいいんだ!」と思いました。
だから、明らかに自分よりも知識があって、自分の性格やタイプを知っている旧知の人がいたら、その人のアドバイスを受けてみるのもいいかもしれませんね。
私の場合、友人はいつも的確なアドバイスをしてくれるので信頼していますが、人によっては、恋人や配偶者、両親かもしれませんね。
ここで何を言いたいのかわからないのですが、どんなに予備知識を入れても、自分で経験しないとわからないことがたくさんあるということです。
私は、「やってみたいけど、どうしたらいいんだろう」と悩んでいる時間が一番無駄だと思っています。
やりたいことがあれば、失敗したら壊滅的なダメージを受けるようなことでなければ、やるべきだと思います。
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