このサイトの訪問者を分析してみると、職場の人間関係が嫌で会社を辞めようかと悩んでたどり着く方々が結構います。
でも、それって当然のことです。
人間関係が悪いと仕事自体が楽しくても辞めたい気持ちになる。
なぜなら「人間は感情の動物」だからです。
一見、仕事をしに行っているんだから、仕事が良ければいいじゃないかと思いますよね?
ただ、人間というのは繰り返しになりますが感情の生き物です。
昔から協力して何かを成し遂げることで生きてきた生き物です。
マンモス狩りしかり、漁しかり。
つまり、一人の人間でできる仕事などないのです。
仕事には必ず人間関係がつきまとい、それが仕事の妨げになるのです。
目次
組織が大きくなればなるほど、人間関係は難しくなります
異質な性格がぶつかり合う職場では、職場の人間関係がうまくいかないのは当然のことです。
ある意味では当然です。私にもそういうことがありました。
しかし、本当に仕事を辞めたいと思うまでには、なかなか至りませんでした。
どうしても合わない人、気が合わない人、考え方が根本的に違う人がいたからです。
「嫌いな人がいる」「苦手な人がいる」「根本的に合わない人がいる」というだけではダメなんです。
むしろ、そういう人が周りにいることは、大きな組織や大勢の人がいる会社では当たり前のことだと思うようにしていました。
結局、人間関係に悩んで仕事を辞めたいと思っても、得をするのはライバルである同僚だけなんですよね。
自分の好き嫌いで相手を選べた学生時代とは違います。
好き嫌いで相手を選ぶことができた学生時代とは違い、会社は上司から与えられた人たちと関係を築いていかなければならない場所です。
しかし、人間関係が良くない人ばかりが会社から評価されるということも少なくありません。
仕事はあまりできないのに、なぜか上司に気に入られている。
また、その上司はあなたにだけパワハラをしている可能性があります。
また、会社はあなたと上司の間のネガティブな関係に気づいていません。
それなのに、お気に入りの人だけが優遇されている。
ミスを押し付けられる側になってしまうと、立ち位置がなくなってしまいます。
誰でも会社を辞めたいと思うのは自然なことです。
職場の人間関係をどのように捉えていますか?
最近、若手ビジネスパーソンを中心に「職場の飲み会を嫌がる人が多い」と話題になっており、「職場の人間関係がドライになっている」という印象を持っている人もいるかもしれません。
しかし、「職場の意識調査結果」によると、2020年度の新入社員の66.5%が「仕事の人間関係に不安を感じる」と答え、94.8%が「仕事を通じて人間関係を広げていきたい」と答えています。
また、若い世代は「職場の人間関係を大切にしたい」「仕事に活かしたい」という思いが強いようです。
日本の会社で一匹狼として生きていくのは難しい
では、そんな時はどうすればいいのでしょうか?
極端な話、仕事や人間関係に疲れて会社を辞めてしまうのも一つの方法です。
一番良い方法は、一匹狼になって自分の力で結果を出すことだと思います。
私も最初はそうしていました。
しかし、会社は、日本人の仕事のやり方らしい、部署の「和」を優先してしまう。
何の評価もされませんでした。
このような扱いを受けたとき、私が一番手っ取り早いと思ったのは会社の外に自分の新しい仕事を作ることが一番手っ取り早いと思いました。
面倒な人間関係も、パワーハラスメントも、セクハラもありません。
自分の才覚だけで、何にも困らない未来を作れることに気づいたのです。
自分の才能があれば、未来が広がることを実感しました。
改善されない場合は、転職も一つの選択肢です。
相談したり、考え方を変えたりしても改善されない場合や、小さな会社で異動はおろか誰にも相談できない場合、人間関係が完全にこじれていて会社にいる限り解決できない場合などは、転職するのがいいでしょう。
無理して頑張り続けて、心身ともに病んでしまっては意味がありません。
無理をする前に、転職を考えてみてはいかがでしょうか。