あなたは週に何回くらい仕事に行きたくないと思いますか?
トレンド情報ポータルサイトの調査によると、30代・40代のサラリーマンの53%が「仕事に行きたくないと思うことがある」と回答しました。
つまり、半数以上の人がこのように感じたことがあるということです。
2人に1人ということは、電車でも職場でも隣に座っている人が仕事に行きたくないと思いつつ働いているといっても過言ではありません。
では、一体なぜ仕事に行きたくないと思うのでしょうか。それには人それぞれの理由がありますが、ここでは多く挙げられる理由について探っていきます。
目次
一時的な感情は問題ないが、慢性的な感情は危険信号
仕事に行きたくない理由には、2種類あります。
一時的に仕事に行きたくないのと、ずっと仕事に行きたくないのとでは、根本的な違いがあります。
場合によっては、うつ病になってしまうこともあるのです。
それでは、心の病の重さ別に、「仕事に行きたくない理由」のトップ4をご紹介します。
第4位:仕事でミスをしたとき
“行きたくない “理由がはっきりしている場合は、あなたがまだ精神的に健康であることの証です。
次の機会に仕事のミスを取り戻せばいいのです。
原因が取り除かれれば、仕事に行きたくないという気持ちは解消されるはずです。
それでもダメなら、原因は他にあると考えた方がいいでしょう。
第3位:休み明けは会社に行きたくない
これは、「ブルーマンデー症候群」や「サザエさん症候群」の人の典型的な特徴です。
サザエさん症候群」とは、毎週日曜日の夜に放送されているアニメ「サザエさん」を見たときに起こる症候群です。
体調が悪くなったり、疲れたりする現象です。
これが、その場の感覚で済めばいいのですが。
仕事を始めても症状が続くようであれば、新型うつ病の可能性があります。
新型うつ病とは、仕事の日は憂鬱だが、休日や趣味、旅行の時だけは元気になるという心の病気です。
本人にとって都合のいい症状です。
“甘えの延長線上 “とバッシングする人もいます。
最近では “非定型うつ病 “として認識されています。
放っておくと、記憶力や仕事の能力の低下につながります。
サラリーマンの場合、仕事を変えれば治るほど簡単な病気ではありません。
かといって、仕事を辞めて療養するのもそう簡単ではない。
仕事を辞めても生活が成り立たないのであれば、会社に頼らず自分で稼ぐ方法を身につける必要があります。
第2位:どうしても会社に行きたくない
はっきりとした原因はありませんが、あなたはただ何もしたくないほど怠けているのです。
仕事に行きたくない状態が2週間以上続いた場合、これは、うつ病の兆候かもしれません。
無理して仕事を続けようとすると、うつ病になるという最悪の行動を選択することになります。
無理して病気になるまで仕事を続けるのではなく、仕事を辞めるという選択肢も考えてみましょう。
第1位:結局、一番は人間関係によるもの!
会社で働いている以上、職場での人間関係を避けることはできません。
人間関係が悪くて会社に行きたくないと思っても、それだけで休むわけにはいきません。
かといって、無理して仕事を続けてしまうとうつ病になる可能性があります。
人間関係を悪化させる職場の特徴とは?
そもそも人間関係が悪化する職場には、以下のような特徴があります。
- いつも威張っていて、すぐにキレる上司。
- 人の言うことを無視する陰湿な同僚。
- 自分のことは棚に上げて、他人を攻撃する人。
- 上司に告げ口をする同僚がいる。
- 陰口を叩いて同情を求める人がいる
- 仕事ができないのを他人のせいにする人がいる。
- 全くコミュニケーションが取れない人がいる。
などなど、枚挙にいとまがありません。
どんなに常識的な人でも、このような人が周りにいれば、仕事に行きたくないと思うのは当然です。
どんなに常識的な人でも、こういう人が周りにいたら、仕事に行きたくないのは当然で、無理を続けていると本当に落ち込んでしまいます。
人間関係=プレッシャー?
上司や同僚などの人間関係に悩んでいると、「今日もあの人と会わなければならない」「今日は何を言われるんだろう」と、会社に行くのが億劫になったり、落ち込んだりすることがあります。
特に仕事でプレッシャーを感じていると、「仕事に行きたくない」と感じる人が多いようです。
その理由はさまざまで、「責任感が強い」「大きな仕事が控えている」「上司からのプレッシャーが大きい」などの外的要因により、必要以上にプレッシャーを感じてしまうのです。
問題のある人との関係にどう対処するか
このような職場での問題のある人間関係には、どのように対処すればよいのでしょうか。
超ポジティブな答えは
- まず、その人を好きになることです。
- 自分の考えや価値観を見直す
といったものが挙げられます。
結論から言うと、私はこれには賛成できません。
苦手な人を好きになることは、自分の気持ちを殺して相手の考え方や価値観に合わせることだからです。
自分の考えや価値観を見直すことも同じです。
なぜなら、落ち込むどころか、問題のある人間になってしまうからです。
では、どうすればいいのか。
次善の策として、
友人と同僚の区別をつける。
他人に過剰な期待をしないこと。
悪口や陰口を言わないようにする。
という方法もあります。
ただし、これも万能ではありません。
まず、友達は選べますが、同僚は選べません。
人に期待しすぎず、自分だけで頑張ろうとすることも、鬱病への道です。
人の悪口や陰口を言わないようにしようと思っても、それを止めることはできません。
自分のストレスが増えるだけです。
ですから、職場の人間関係が気になって憂鬱になり、会社に行きたくないと思ってしまうのです。
もちろん、準備が必要です。
会社以外の収入源を確保する必要があります。
会社以外に十分な収入源があれば、退職しても経済的に困ることはありません。
会社との関係が憂鬱で嫌になって辞職する前に。
憂鬱で不快な会社との関係のために仕事を辞める前に、できるだけ早く状況を克服するための有効な手段を取るべきです。