多くの人にとって会社を解雇されるのはショックなことです。
なんで俺が…
どうしてあいつは残って私だけが…
リストラを言い渡された日には、まともに考えることも歩くこともできないかもしれません。
公園のベンチに座ってうなだれる…。そんなシーンがドラマにはよくありますが、もしかしたらあれは大げさではないのかもしれません。
しかし、ほとんどのケースの場合、解雇を突然言い渡されることはありません。
リストラの話をされる場合、ほとんどのケースで兆候があるでしょう。
ここでは、会社を解雇されるかもしれない兆候をいくつか見てみましょう。
目次
職場で見られるサインと外から見られるサイン
会社をクビになりそうなサインには、職場内で見られるサインと、職場外で見られるサインの2種類があります。
まず、職場内で起こるサインとしては、以下のようなものがあります。
仕事の指示や命令を受けなくなった
解雇しようとしている従業員に新しい仕事を与えることはできません。
赴任が終わっても新しい仕事をもらえない場合は
何かが起こっていると疑うべきです。
同僚や上司がどこかよそよそしい
会社があなたを解雇しようとするとき、あなたが親しくて信頼していると思っていた同僚や上司に働きかけているかもしれません。
あなた以外の全員が解雇対象を知っているので、強い態度で臨むことができるでしょう。
オンラインの求人情報にあなたのポジションが掲載されている
これは、会社が解雇されるあなたの後任を早急に募集しているケースです。
しかし、ブラック企業の場合は、解雇される前に社員が辞めていきます。
また、常に同じポジションで募集しているケースもあります。
あなたがいない時に会議が行われた
外出中や出張中に、自分がいない状態で会議が開催されていたら要注意です。
オフィスに戻ってから、その会議が自分抜きで行われていたことに気づくかもしれません。
もちろん、それは会社のハラスメントです。
上司や同僚が、あなたの問題や不満を積極的に聞いている
これは、あなたに会社の悪口を言わせて、それを解雇の口実にするための罠です。
普段はアドバイスを求めない上司や同僚が妙に親切にしてくる場合は、言いたくないことを言わせようとしている可能性が高いです。
会社が買収されている
企業のM&Aは、しばしば過剰な人員配置をもたらします。
いわゆるリストラの対象となるのは誰でも同じです。
つまり、あなたも例外ではありません。
会社の売上や利益が減り続けている
短期的な損失はともかく、年々、売上や利益が減少している企業は、リストラによる人員削減を余儀なくされる可能性が高い。
自分の身を守るためには、自分の身を守るしかない
大企業でも景気動向により、人員の売却やリストラが行われる時代にリストラは決して他人事ではありません。いつ仕事を解雇されるかわかりません。
そのような事態に陥る前に、あなたは何ができるでしょうか?
そうなる前にできることは、会社に頼らず自分で稼ぐ力を身につけることです。
いつクビになるかと心配するよりも、自分の身を守るために積極的に行動したほうがいい。
自分を守るために積極的に行動したほうが、将来のためになると思います。
リストラ対象者の候補にされる人の特徴はこれだ!
相変わらず、日本ではリストラの嵐が吹き荒れている。
会社に残る人と、会社を辞める人。
その違いはどこにあるのだろうか。
変わるリストラ候補者
景気が良いときには我慢できた問題も、社内事情が悪化すると、寝坊や遅刻をする人が真っ先にリストラされてしまう。
会社の責任者も、同じ会社の人間をリストラすることには非常に抵抗がある。
由を探すとき、誰も反論できないようなルール違反は常に良い候補となります。
転勤がやりたい仕事ではないと主張する人は、業務命令にも違反しているので、リストラのリストに入れられやすい。
また、仕事のスキルアップを怠っている人は、やはり目が輝いていません。いくらやっていると言っても、体に力が入っていないようです。
そんな人に、今後の成長の可能性を感じることはできませんか?
職場で会社に貢献できるような資格を取得するのもいいでしょう。
また、他の人が忙しくて取り組めない分野に果敢にチャレンジするのもいいでしょう。
たとえそれができなくても、自分の長所を伸ばし、短所をなくすことに積極的であれば、その努力は自然と周囲に伝わり、リストラ対象者から外されていくでしょう。
バブル崩壊後のリストラ候補者の特徴とは?
バブル崩壊後にリストラ候補とされた社員の特徴は以下の通りです。
- 仕事ができないので評価が低い
- 職場での協調性に欠ける
- 人間関係の構築が苦手
などが挙げられます。
このような社員が辞めてくれることを期待して、企業は早期退職優遇制度を設け、積極的に退職勧奨を行いました。
しかし、これらの社員は、野生の勘というか、損益計算ができないということで、ほとんどが会社に残っていたのだ。
一方、残ってほしいと思っていたSクラス、Aクラスの社員は、会社に見切りをつけて早期退職に応じた。
つまり、優秀な人たちが去り、辞めてほしい人たちが残ったのだ。
現代におけるリストラ候補とは?
やがて企業もそれに気付き、全員に辞めてもらう方針から脱却しました。
一方、企業側もそれに気付いて、全員に退職勧奨する方針から、部署や特定の個人をリストラの対象とする方針に変わっていきました。
いうまでもなく、業績が悪く、協調性や社会性に欠ける人は、依然としてリストラの候補となる。
これらに加えて、現在リストラの対象となっている社員は
- 業績に関係なく退職勧奨に応じる人
- 仕事内容の割に給料が高い管理職
- 40代以上の高給取りのスタッフ
- 時代遅れのスキルや技術しか持っていない専門家
これが、現在の新しいリストラ候補者のイメージです。
会社が生き残るためには、何としても人件費の削減に頼らざるを得ない。
次のリストラ候補者はどんな人たちになるのかはわからない。
インターネット調査会社によると、リストラへの不安を感じている人は約36%。
特に、従業員数1,000人以上の大企業では42%が不安を感じている。
実際、大企業に勤めている人ほど、リストラ候補になる可能性に危機感を抱いています。
そんなとき、あなたにできることはただひとつ。
いつリストラされてもおかしくないように準備することです。
会社に頼らず、自分の力でお金を稼ぐ方法を身につけることです。
会社勤め以外の生き方を考えてみてはいかがでしょうか。