あなたの周りには、せっかちで何事にも忙しそうにしている人がいませんか?
そんなに急がなくてもいいのにせかせかと動いている。
他のみんなはゆっくりしているのに、一人だけ何かに急いでいる。
あるいは、せっかちなせいでいつも損をしているような気がしませんか?
今回は、そんなせっかちさに悩む人のために、せっかちな人に共通するあるあるや、その特徴とその心理をまとめてみました。
他人でも自分でもせっかちな人の理由を知りたくはありませんか?
また、せっかちな人との付き合い方についても紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
せっかちな人に共通する5つの特徴
いつも相手を急かしている人と付き合うのは難しいですよね。
相手を焦らせるようなことを言ったり、少し考えているときに急かしたり、いつもイライラしているようで気を遣うことができません。
もしかしたら、あなたの周りにもそういう人が少なからずいるかもしれませんが、みんな焦って焦って仕方がないのです。
しかし、それが当たり前になってしまうと、人間関係がちょっとこじれてしまったり、人とうまく付き合えなくなってしまったりします。
そこで、せっかちな人に共通する特徴をご紹介しますので、自分の周りに同じような人がいないか、自分に当てはまるものがないかをチェックしてみてください。
早く結論を出したがる
せっかちな人には、早く結論を出したいという特徴があります。
相手の話が長かったり、ペースが遅かったりすると、急いで結論を出したり、話をまとめたりすることがあります。
これは日常的な習慣で、自覚していてもついやってしまう人もいれば、そうでない人もいます。
そこで、この性格を治すのであれば、相手のペースに合わせて、集中して聞くことをおすすめします。
もしかしたら、何か気になることがあって話したいから、すぐにでも結論を出したいのかもしれません。
しかし、会話にはタイミングというものがあり、相手を急かしたり、邪魔をしたりすると、相手に悪い印象を与えてしまいます。
ですから、自分の意見がある場合は、まず相手の話を聞くことに専念するようにしましょう。
そうすれば、話すべきタイミングを見つけることができるでしょう。
時間に厳しい
せっかちな人ほど、時間に厳しいです。
例えば、相手が会議に5分遅れてきた場合、せっかちな人はそれが許せず、いつまでも気にしてしまうことがあります。
しかし、何事も不意に起こるものであり、何らかの理由で遅刻することは避けられません。
ですから、いつも時間を気にしている人は、余裕のあるゆったりとした考え方をすることで、時間に余裕ができ、心に余裕ができます。
また、他人を思いやる気持ちがあれば、遅刻した他人のことも気になりますから、時間を気にしている人は、他人を気遣うことができ、心に余裕が生まれるのです。
感情的になりやすい
せっかちな人は、感情的になりやすく、その場の気持ちで判断してしまう傾向があります。
感情的になればなるほど、感情の余裕がなくなり、その余裕のなさを表現しているとも言えます。
ただし、焦りやすい人は、感情的になると判断が難しくなるので、注意が必要です。
短期である
せっかちな人といえば、まず思い浮かぶのが「短気」ではないでしょうか。
せっかちな人は気が短く、物事がうまくいかないとすぐにイライラしてしまいます。
待つ時間が長ければ長いほどイライラしやすく、相手に対して感情を爆発させてしまうこともあります。
人によっては我慢強い人もいるので、一概に短気が悪いとは言えません。
ただ、相手があまりにもせっかちな場合は、相手の悩みを聞いてあげたり、自分自身がせっかちな場合は、一度立ち止まって考えてみましょう。
常に自分の都合を重視する
心に余裕がないと、どうしても自分のことを優先してしまいがちです。
特にせっかちな人は、いつも自分中心に考えて行動しているのが特徴です。
しかし、だからといって悪意があって自分の都合を優先しているわけではありません。
煽られれば煽られるほど余裕がなくなりますから、自分のことを一番に考えるのは必然です。
しかし、常に焦っている状態だと、周囲からはせっかちな人に見えてしまうので、一度立ち止まってリラックスすることが大切です。
せっかちな人の3つの心理的特徴とは?
さて、せっかちな人に共通する特徴を見てきましたが、その特徴からわかる心理的要因を見ていきましょう。
かなりの心配性
心配性は、せっかちな人の心理的特徴です。
実は、時間に厳しいという特徴も、心配性が原因です。
また、常に何かを心配する機会があるため、何らかのストレスを抱えているとも言えます。
そのため、何でもかんでも心配してしまい、そのストレスを解消したいと焦ってしまうこともあるでしょう。
しかし、心配することは一種の習慣なので、焦りがちな人は、心配性を改善する4つの方法を読んで改善してみてください。
完璧主義である
せっかちな人は完璧主義者であることが多く、少しのミスでも気にしてしまいます。
物事が計画通りに進まないとイライラするので、些細なことでも常に気をつけています。
しかし、完璧主義は「心の余裕がない」状態とも言えるので、完璧主義的な考え方を持っている人は、心の余裕を作るようにすると効果的です。
そこで、自分の好きなことをしたり、楽しいことを探したりして、リラックスできる時間を作ってみることをおすすめします。
そうすれば、いつもあった緊張がほぐれて、自然とリラックスできるようになるでしょう。
せっかちさと不安
せっかちな人ほど、不安を抱えている可能性が高いと言われています。
また、せっかちな人に共通する心理的特徴として、不安でせっかちになる傾向があります。
何かに不安を感じているときは、自分のことばかり考えてしまう傾向があります。
ですから、せっかちな人は、まず、不安を少しでも減らすために、休みを取ることを習慣づけてみてはいかがでしょうか。
おわりに
今回は、せっかちな人に共通する特徴から心理を紹介しました。
人は時折、焦りがちになりますが、ほとんどの人は一時的なものです。
しかし、この状態が当たり前になってしまうと、せっかちな性格になってしまうので、誰でもせっかちになる可能性があるということを意識して、せっかちな人と上手に付き合っていくと良いでしょう。