メンタル・思考

ネガティブ思考をやめたい!原因&心理や特徴から変える&治す方法を知ろう!

何かを始めようとするときに、ネガティブなことばかり考えてしまう人がいます。

もう癖として悪い方向に考えてしまう人もいます。

最悪のケースを想定すると言えば聞こえがいいですが、悪い方向にしか考えられないのと、悪い方向も含めて考えるのでは全く違います。

このような人は自信がなく、積極的に行動できないのが特徴です。一日中、嫌な気分に振り回されるのは、人生にとってマイナスです。

ネガティブ思考の人は、心配性の癖があるのではないでしょうか。

この記事では、ネガティブ思考の人に共通する習慣を明らかにし、その改善方法を紹介したいと思います。

ネガティブ思考に共通する4つの特徴と原因とは?

すぐに行動に移せない

行動を起こせないのは、失敗を恐れている状態です。「失敗したくない」と思っているうちに、いつの間にか臆病になってしまい、行動に移せなくなってしまうのです。

行動よりも結果を重視してしまうため、なかなか一歩を踏み出せません。

一方、ポジティブシンキングの人は、すぐに行動を起こす傾向があります。失敗してもなんとかなる」「失敗は成功のもと」という考えが根付いているのかもしれません。

自分を周りに合わせてしまう

周りの人の行動についていってしまう人はたくさんいます。

しかし、周りに流されてしまうことは、自信のなさにつながります。

一見、周りの空気を読んで行動することが秩序を保つのに良い方法だと思っているかもしれませんが、最終的には相手と同じ考えになってしまいます。

人の考えを真似るということは、自分の考えではないので、常に不安定です。

自分の考えではないので、不安になってネガティブなことを考えてしまうのです。

自信のある人は、自分の考えを持っていて、人に合わせる傾向はありません。

失敗の言い訳を考える

「すぐに行動に移せない」という特徴に加えて、失敗の言い訳を考えてしまうこともあります。

あれのせいで失敗した」「うまくいかなかったのはあいつのせいだ」と考えるのもマイナスです。

そして、いくら言い訳をしても、問題は解決しません。言い訳を考えることは、自分を正当化することと変わりません。

常に何か心配事を探している

ネガティブ思考の人は、毎日、ネガティブなことを考える癖があります。

それが習慣になってしまうと、悩みの種を探すようになります。もしかしたら、悩みの種を見つけないと気が済まないのかもしれません。

例えば、インターネット上には、ネガティブなことや否定的なことがたくさんあります。そこで、同じような境遇の人を探して、自分が安心するのです。

安心できる習慣はすぐに習慣化されます。しかし、無意識に行っているため、なかなか気づくことができません。

マイナス思考をプラス思考に変える4つの方法とは?

ここまでネガティブ思考の原因と特徴を述べてきましたが、それらはすべて日常の習慣からくるものです。

もしかしたら、ネガティブな思考でも平気でいられるような考え方が身についているかもしれません。

ネガティブな思考は実際には起こらないと思っているかもしれませんが、そうではありません。思考は現実になることがあります。

ネガティブなものは、ネガティブなものを引き寄せる性質があります。

先ほど述べたように、ネガティブな思考を持つ人の特徴として、自らトラブルを探してしまうことがありますが、これもネガティブな要素を引き寄せてしまいます。

ですから、これから思考を改善する方法をご紹介しますが、まずはネガティブな思考がネガティブな要素を引き寄せることを理解してください。

逆に、ポジティブな思考はポジティブなものを引き寄せます。

だからこそ、プラス思考の人は自分にプラスになることを探して、積極的に行動するのです。

このような考え方をすれば、変わりたいと思っている自分に気づくことができるでしょう。

今、自分がマイナス思考になっていないかどうかを確認することで、マイナス思考にならないように思考を改善することができます。

考え方を改善していけば、自然とポジティブな方向に向かっていきます。

人と比較しない

人と比べてしまいがちなのには理由があります。実は、これには理由があります。それは、無意識のうちに自分と他人を比較してしまうからです。

人と比較することで、「自分はまだ大丈夫」という安心感が得られます。

しかし、一人になると、その安心感は不安に変わります。

そして、他人が自分よりも優れていると思うと、「どうして自分はできないんだろう」と自己嫌悪に陥ってしまうのです。

もしかしたら、自分の中で何らかの価値観を作り、それを他人に当てはめているのかもしれません。これも悪い癖です。

まず、無意識のうちに他人と自分を比較していないかどうかを自覚する必要があります。

それに気づいたら、「比較しても意味がない」と考えることです。これも事実であり、比較することに意味はありません。

世の中には、自分より良い人も悪い人もたくさんいます。それを一人一人比較してどうするのか。精神的に疲れるだけです。

「比べることに意味はない」と考えると自分に自信が持てるようになります。

悩んでも答えは出ないと知る

「悩んでいても答えが出ない」というのは本当です。行動を起こさなければ、結果は出ません。悩んでいるだけで時間が過ぎてしまいます。

将来、自分の人生はどうなるのだろう」「あの時、失敗していなかったら、今の自分はなかった」など、悩みはたくさんあります。

しかし、これらの悩みのほとんどは解決できません。

「お金持ちになっていれば」と考えても、自然にお金が生まれるわけではありませんよね。それと同じことだと思います。行動を起こさない限り、答えは出てきません。

行動して失敗しても、また挑戦すればいいだけのことです。

チャンスが一度しかないということはありえません。ただ、自分の行動を制限してしまうことで、チャンスが減ってしまうだけなのです。

「悩んでも答えは出ない」「行動すれば答えが出る」というのは、とても大切な心構えですね。

時間を大切にする

もちろん、時間は有限です。悩んでいる時間と、悩まずに行動している時間は同じものです。そして、悩んでいる間にも、あなたは着実に歳をとっていきます。

年をとるという感覚がわからないかもしれませんが、一日一日が過ぎていく中で、あなたは日に日に年をとっていきます。それに気づかないと、何もできないまま日が過ぎてしまいます。それは時間の無駄です。

悩んでいる暇があったら、自分が納得できることに時間を使ったほうがいいのではないでしょうか。

今の自分を受け入れる

今、自分がどんな状況に置かれていても、それを受け入れなければなりません。他人の評価を気にしすぎて、自分のやりたいことができなくなってしまうのは、とても損です。

他人の評価を気にするのは、自己中心的ではなく、他者中心的です。

他者中心になれば、特徴のところで述べたように、「人に合わせられる」人になります。

他人の評価を気にする人は、おそらく多いのではないかと感じています。それは、社会が評価を気にする社会だからです。

例えば、受験生は偏差値の高い学校に入るために一生懸命勉強しますよね。では、なぜ偏差値の高い学校を目指すのでしょうか。

学校の雰囲気や教育方針の良さで選ぶ人もいますが、多くの人は偏差値を気にしています。偏差値というのは、塾や教育関係者が決めた評価です。これは生徒が自然に受け入れるものです。

たとえ受験が失敗に終わったとしても、自分を受け入れた人は他の分野でも活躍できます。

自分の置かれている状況を受け入れ、次に活かそうとすれば、マイナス思考にはならないはずです。

まとめ

実は、私自身がネガティブな思考の持ち主です。過去を悔やんだり、未来を心配して落ち込んだりすることが多いです。

しかし、そんな風に考える自分を理解しているからこそ、それほど落ち込むことはありません。

また悪い方向に考えているなと思ったら、この記事で書いた改善策を思い出すようにしています。

自分はダメだと思っていても、できることはあります。それを探して進んでいけば、いずれゴールにたどり着けるはずです。

どんな結果になっても、小さなステップで前進することが自信につながります。

そのためには、まずネガティブ思考の自分を受け入れ、小さな行動を起こしてみることから始めましょう。

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