プライドとはどんなものなのでしょうか?
プライドが高すぎて、周りにいる人との付き合い方がわからず、嫌な思いをすることがよくあります。
プライドというのは、自分の価値観や固定観念を反映したものだと思います。
しかし、それを取り除くことはほぼ不可能ですが、彼らに共通する心理や特徴を理解することができれば、難なく対処できるようになるでしょう。
そこで今回は、プライドの高い人の心理や特徴を理解して、対処法を紹介していきます。
目次
プライドが高い人の心理と特徴5つとは?
冗談が通じない
誇りについて人々が最も嫌いなことは、彼らが冗談を取得しないということです。
何かについて冗談を言われたり、少しばかげたことをした場合、彼らはそれを “侮辱 “として認識します。
ジョークやの1つや2つが周りに飛び交うことがありますが、高慢な人には、それは冗談ではありません。
彼らはそれを単に「侮辱」と認識しているだけなのです。
それを理解していないと、単に冗談が通じない人だと思われてしまい、関係を失ってしまうかもしれません。
単純に冗談を言って何かを言う前に、相手を理解した方がいいのかもしれませんね。
冗談は冗談で言うものですから、相手を不快にさせてしまったら、それは自分たちのせいです。
ですから、冗談を言う前に、誰が冗談を理解していて、誰がそうでないのかを確認してから言うようにしましょう。
口うるさくて説教する
プライドの高い人はいつも自分の言うことが正しいと思っています。
だから自分の意見や考えを他人に押し付けようとするのです。
強要されてどうやって気持ちよくなるのでしょうか?しかし、プライドが高い人は、それに気づかずに一方的に話をしてしまいます。
逆だったら、プライドの高い人は説教されてイライラしたり怒ったりして、機嫌が悪くなってしまいます。
なんだか自己中心的であまり関わりたくないタイプのようで、確かにそう思ってしまうのは仕方がありません。
しかし、聞いている側が「自分にはプライドが高い」と自覚していれば、そういう話を通すことができます。
相手がお説教や意見を言っていても、あまり気にしない方がいいかもしれません。
相手の話を聞かないと失礼に感じることもありますが、それはお互い様です。
相手もあなたに対して失礼なことを言っているのではないでしょうか。
コミュニケーションは、相手の気持ちを考えることが前提です。
何も考えずに言いたいことだけを言ってしまうと、相手の尊厳を踏みにじっていることになります。
そのことに気づくためのアドバイスをしても、相手は聞き入れてくれません。この性格に気づくには、自分で気づくしかありません。
自分で気付いて初めて理解することができます。
自分のことを自慢ばかりする
プライドの高い人は、会話の途中であなたを引き込もうとします。
典型的にはそこからその人の自慢話が始まります。
例えば、彼らは永遠に彼らの過去の栄光の物語、彼らがどのようによく接続されているかについての自慢話、または彼らが仕事でどのくらいのお金を稼ぐ、および他の多くのものを誇りに思うでしょう。
当然、聞き手にとってはつまらないような話し方をするので、愛情が薄れ、次第に周囲から離れていきます。
自分の自慢話を聞きたい、人の話を聞くよりも自分のことを良く見てもらいたいという内心の欲求があるのかもしれません。
しかし、周りの人にとっては、自分は重要ではないと感じているのです。
自分の話を聞いてもらいたいという欲求は誰にでもありますが、その欲求が大きくなりすぎないように注意が必要です。
無意識のうちに自分の自慢話ばかりしていませんか?
自分の間違いを認めない
プライドが高い人ほど、自分の間違いを認めようとしません。
これは、彼らが自分に揺るぎない自信を持っているからであり、そのために自分の過ちを認めることに消極的になっているからです。
しかし、自分の過ちを認めることは、人間として成長するために必要なことです。
しかし、プライドが高い人は「できないことはない」という自信が強いため、自分の欠点があっても無視してしまう傾向があります。
これは悪い癖なので直すべきなのですが、注意を求めても聞いてくれないことがあります。
これは、それだけ自信がついてきたというサインかもしれません。自信がある意味裏目に出ているのかもしれません。
他人との意見の相違でゆずらない
プライドの高い人は、他人と意見が合わないことで自分を正当化しようとします。何があっても、自分のやっていることが正しいと心の中で思っています。
これは劣等感コンプレックスを持っている人に似ています。劣等感コンプレックスを持っている人は、自分の弱さを隠す傾向があるので、他人のせいにすることで自信を保とうとします。
しかし、この偽りの自信は徐々に抜け落ちていきます。
他人の意見を責めることは自信を維持するための方法ですが、それは本当の自信ではありません。
このことに気づかないと、他人の意見を非難したり否定したりし続けることになります。
他人を責めたり否定したりするのは、弱さの表れです。
プライドが高いからといって、自分が強い人だとは限りません。
本当に強い人とは、自分の弱さを受け入れ、それを受け入れようとしている人のことです。
自分の弱さを受け入れている人は、他人を否定せず、自信を保っています。
プライドが高い人は高学歴である場合が多い?
プライドというのは、人間が生きていく過程で形成されるものです。
プライドが高い人は高学歴の人が多く、これも人が生きていく過程で形成されるものです。
彼らは自分の努力で難関校を突破したという自信を持っており、それがプライドにつながっているのです。
自信と言い換えてもいいので、プライドが高いことは何も悪いことではありません。
しかし、プライドが高すぎると他人に対して失礼になったり、失礼になったりすることには問題があります。
私事ですが、超一流大学に合格した友人がいるのですが、彼はよく自分の学歴を他人の学歴と比較していました。
彼は私に会うと、自分の学歴を他人と比較していました。
私と会うと、彼は自分の学歴の話をしてくるので、自分が自分と比較されているような気がして、あまりいい気分ではありませんでした。
その時は大学の話をしていたのですが、就職の話になると、彼は会社の規模や知名度を比較するようになりました。
その時に思ったのは、友達ではあっても「対等な関係」ではなかったということです。
でも、私がもっと相手の気持ちを理解していれば、そんなことにはならなかったのかもしれません。
プライドが嫌われる要因と思われがちですが、本当にその人の気持ちを理解する必要があるのかもしれません。
相手がどんなにプライドが高くても、それを受け入れる姿勢が必要なのかもしれません。
プライドの高い人は自己中心的?
最後にプライドが高い人の特徴をまとめると、一言で言うと自己中心的な人です。
自己中心的であるがゆえに、プライドも高く、自分の意見を通すためには何でもします。
先ほど、プライドが高い人は自信がないということをお話ししました。
一見すると自信があるように見えますが、その裏には、自分のやっていることを良いと思われたいという欲求でいっぱいなのです。
これは、本当に自信があるかというとそうではありません。
自信とは、確かに自分の行動や言動に自信を持つことで、自分の能力や価値を信じることです。
しかし、そこには、人に良く見られたいという欲はありません。
この欲とは、自分の周りのことを常に意識することでもあります。周りのことを気にしていても、自信を持つことはできません。
自信のある人ほど、他人からどう思われているかを気にすることはありません。
プライドは生きていく上で必要なものですが、それを前面に押し出してしまうと、傲慢でわがままな人だと思われてしまいます。
プライドを捨てろと言っているのではなく、他人への思いやりを忘れないプライドを持てと言っているのです。
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