人生の節目には、必ず「試験」があります。ふるいにかけられて脱落しないように、誰もが勉強しなければならない。
勉強しなければならないと思っても、なかなかできないものです。それを習慣化できれば、人生に素晴らしい変化がもたらされるでしょう。
千里の道も一歩から、です。勉強は、続けてこそ効果があります。
今回は、勉強を習慣化する方法、特に勉強を継続する方法についてまとめてみました。
多くの人は、勉強の次のステップは高得点を取ることだと誤解しています。そのため、勉強の効果ばかりに注目してしまい、自滅してしまうのです。
高得点の前に、目指すべきものがあります。つまり、勉強を続ける姿勢です。
目次
勉強を習慣化するために大切なこと
勉強を続けることは「自分を信じること」
勉強を始めたとき、自分が成長できることを信じられますか?ここで自分を信じることができなければ、勉強の効果は出ません。
あなたの知っている勉強ができる人を思い浮かべてみてください。彼らが教科書を見る姿は、とても刺激的なはずです。
強制的に勉強させられても何も身につきません。自分の成長を信じていないと、勉強自体が「やらされている」ものになってしまいます。
もし、「何時間も勉強しているのになかなか上達しない」という人がいたら、それは自分を諦めるのが早すぎたのかもしれません。
まず、今取り組んでいる勉強を続けた場合の自分の未来を想像してみてください。受験でも資格取得でも何でも構いません。そして、その未来を掴んでいることを確信してください。
これだけで、積極的に机に向かう姿勢が変わります。つまり、「自分から進んで勉強する」というスタンスが身につくのです。
ぜひ、自分を信じてください。目標があれば、自分を信じることは十分に可能です。しかし、「どうせ今の自分にはできない」とは言わないでください。
それでもやる気が出ないときの対処法
それでもやる気が出ないときはどうすればいいのでしょうか?
それでも勉強のモチベーションが上がらないときはどうすればいいのか?多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。
これを「机に向かえない症候群」と言います。
そんなときは、勉強を自分の行動の続きとして捉えてみましょう。勉強は知識を増やすだけではなく、勉強という名の行動を継続することが大切です。
つまり、「やる気が出なくても、行動し続けること」です。
人間の心は、思ったよりも安定していません。勉強したくないときがあるのは当然です。
それでも、自分で勝手に結論を出してはいけないのです。自分はダメな人間だ」と決めつけてしまうと、勉強ができなくなってしまいます。
勉強ができる人は、行動することの大切さを知っています。やる気のない状態で机に向かうという矛盾を受け入れている。
それは矛盾ではなく、勉強の本質なのです。
ちなみに、毎日やる気が続かなくてもいいんですよ。「よし、やるぞ!」と思うことが大切です。
何度もやってこそ継続できるのですから、1日1回だけでも考えることが大切です。
勉強の本質は「行動の継続」に他なりません。
5分でもいいからやったほうがいい
では、「5分しかできない」という人のために、アドバイスをしますね。
5分もあれば十分です。5分でもいいからやったほうがいい。
先に述べたように、勉強の成果は継続した行動から生まれるものです。たしかに、5分しか続けられないのでは、試験に合格することはできません。
しかし、その5分という小さな一歩が、明日からの継続に必要なのです。
苦しくても悲しくてもいいから、1日1歩でも半歩でもいいから、とにかく前に進んでください。
行動を続けることで、その行動自体が改善されていきます。5分続けられた人は、10分、30分、1時間と続けられるようになります。
一番悪いのは1分もやらないことです。進まなければ、いつまでもそこに留まっていることになります。少しずつでも続けていれば、やがて目的地にたどり着きます。
あなたの5分間の勉強時間が、やがて金を生むのです。
難しいテキストは後回しにする
幸いなことに、私は勉強を始めることができました。しかし、ここで気をつけなければならないことがあります。
難しいテキストから始めるのはやめましょう。
無理のないテキストから始めましょう。
あまり背伸びをすると、振り出しに戻ってしまいます。小学生に必要なのは足し算と引き算であって、微分積分ではありません。
どんなに難しい教科書でも、続けなければ意味がありません。自分に合ったテキストは、自分が続けられそうだと思えるものです。
しかし、簡単すぎるテキストもよくありません。簡単すぎるテキストでは、できるようになりません。
教科書の難易度は、正解と不正解の割合が6:4くらいがベストです。これが理想的なテキストで、継続して勉強でき、しかも自分を高めることができる。それが理想のテキストです。
勉強の集中力が続かない原因と改善方法とは?
「趣味で勉強する」というのは少数派です。多くの人は、目標に向かって「苦しむ」ために勉強を始めます。
勉強は趣味とは言い難いものです。しかし、勉強を生活の一部として自然に行うことは可能です。
勉強を生活の一部にすることができれば、乗り越えられない壁はありません。
ここまで、「勉強の習慣化」をテーマに、勉強を続けることについて書きました。この記事が、多くの皆さんの勉強に「革命」をもたらすことを願っています。
キーワードは「継続すること」です。希望に満ちた人生があなたを待っています。
集中力が続かない人はたくさんいます。
集中力があれば、もっと効率よく仕事ができるのに
仕事や勉強を早く効率的にできる人になりたい!
と思っています。
確かに、集中して仕事や勉強ができる能力を身につけることができれば、理想的ですよね。
しかし、集中力がない人にとっては、継続して仕事をするのは難しい。
もしかしたら、集中できない理由があり、それを改善することができれば、集中力が飛躍的にアップするかもしれません。
今回は、集中力が続かない人に共通する原因をご紹介します。
なんとなく行動している
やりたいことがはっきりしないと、できない。
明確な目標や目的を持たずに行動を起こすことを言います。
明確な目標を持っていないと、目的を忘れてしまい、行動しなくなってしまいます。
例えば、大学受験であれば、明確な目標がない場合があります。
例えば、大学受験を控えている人は、次のように考えます。
「資格に受かればなんでもいいや」と思って勉強していませんか?
「何が何でもこの資格を取ってステップアップしたい」と思って勉強するのと何が違うのでしょう。
前者には明確な目的意識があり、後者には明確な目的意識があります。
前者は目的意識がはっきりしていないので、そこまで勉強しなくても大丈夫な意識です。
後者の場合、目的がはっきりしているので、それを達成するために頑張る。
だからこそ、自分がどうなりたいのかを考えてから行動する必要があるのです。
「最終的に自分はどうなりたいのか?」と目標明確にすれば、考え方も変わってきますよね。
まず行動を起こすことはとても大切ですが、まずは目標を明確にしないと、モチベーションや集中力がだんだんと低下していきます。
緊張感を持つことができない
やらなければならないことが多ければ多いほど、やりたくなくてもやってしまうものです。
しかし、危機感が薄かったり、「まだ時間がある」と安心してしまうと、ついつい先延ばしにしてしまうことがあります。
では、どのようにして危機感を与えればよいのでしょうか。
- 「一定の時間内に終わらせる」
- 「時間内に終わらなければ、後で苦労することになる」
- 「今頑張れば、後でもっと楽になるだろう」
といった意識を持つと良いです。
先延ばしにする癖がある人は、時間があればあるほど、その癖が出やすくなります。
中断して先延ばしにするメリットはありません。
後回しにして、やる気満々であっても、中断して先延ばしにすることには何のメリットもありません。
先延ばしにしてやる気になっても、「まだ時間があるから」とまた辞めてしまうことが多いのではないでしょうか。
そこで、何かに取り組み始めようとするときには、タイマーをセットするのがよいでしょう。
つまり、決められた時間内に作業を終わらせなければならないというプレッシャーを自分にかけるのです。
そうすることで、時間内に仕事を終わらせなければならないという緊張感が生まれます。
時間内に終わらせなければならないという緊張感が生まれ、仕事の効率が上がり、より集中できるようになります。
余計なことを考えてしまう
集中できない人の特徴のひとつに、「余計なことを考えてしまう」というものがあります。
言い換えれば、妄想癖があるということです。
何かに取り組んでいると、どうしても余計なことを考えてしまうものです。
しかし、妄想を意識してしまうと、集中力が切れてしまいます。
ですから、できるだけ注意をそらさずに、やるべきことを思い出すようにしましょう。
適切な計画を立てていない
きちんと目標を設定していても、計画性がなければあまり意味がありません。
高い目標を持つことは大切な意識ですが
しかし、計画を立てずに行動してしまうと、集中力が切れてしまいます。
ここでいう計画とは、目標やターゲットに到達するための地図のようなものです。
地図がなければ、宝(目標、ターゲット)にたどり着くのはかなり難しいことです。
やはり、計画があってこそ、行動に移すことができるのではないでしょうか。
私たちの仕事や勉強のほとんどは、毎日同じことの繰り返しです。
一見すると、何の変化もなく日々を過ごしているように思われがちです。
しかし、その小さな行動の繰り返しが、確実に目標に近づいているのです。
この感覚を常に意識するだけで、集中力を高めることができるのです。
時間ばかり気にする
机や勉強机に向かっている時間が長くても、行動を起こさなければ意味がありません。
時間ばかりに気を取られていては、行動を起こすことに集中できません。
勉強にしても仕事にしても、大切なのは時間だけではありません。
一番大切なのは、時間ではなく量です。
まずはどれだけ仕事をこなせるかを考え、時間のことは後回しにしましょう。
集中すればするほど、時間を気にせずに黙々と行動できるようになります。
この感覚を味わえば、少なからず達成感が得られるはずです。
まず、自分のやるべきことを明確に決め、そのことだけを考えるようにします。
勉強机の上に漫画やスマートフォンがあったら、仕事に集中できますか?
勉強や仕事に集中できるでしょうか?
机の上に仕事とは関係のないものがあれば、ついつい手が伸びてしまいます。
関係のないものに手を伸ばしてしまうのは仕方のないことです。
そんなときは、仕事に関係のないものを目の前に置かないようにしましょう。
集中力を削ぐようなものを遠ざけておけば、心が他に向くことはありません。
仕事に集中できるようになるでしょう。
睡眠時間を気にしない
「睡眠」と「集中力」には密接な関係があります。
夜遅くまで起きていたり、睡眠時間が短かったりすると、長時間の集中力を発揮することが難しくなります。
これは、眠いと集中力が眠気に奪われてしまうからです。
どんなに気合を入れても長続きしないのです。
しかし、だからといって、長く眠ればいいというものではありません。
最も理想的なのは、適切な量の睡眠をとることです。
自分に合った快適な睡眠をとるように心がけましょう。
まとめ
これらの原因をきちんと改善するだけで、集中力の持続時間を変えることができます。
集中力は、工夫次第で向上させることができるものです。
集中できないからといって、あきらめる必要はありません。
集中力を鍛え勉強を習慣づけすることができれば、きっとあなたの人生は変化していくと思います。