メンタル・思考

自分を好きになれない人の5つの原因&心理とは?育ち方が理由の場合も!

あたなは自分のことは好きでしょうか?それとも嫌いでしょうか?

自分は嫌いだけど、本当は自分を好きになりたい。でも、自分を好きになる方法がわからない。

自分のことが大好きな人は見ていて痛々しいけど、でも人生が楽しそう…。

そんな風に自問自答しながら、自分を好きになる方法を探していませんか?

自分を好きになることができれば、生きづらさを感じることはありません。

自分が嫌いだとなかなか生きづらい世の中になってきています。

苦しんでいるのは、ありのままの自分を受け入れられないからであって、それができれば、気持ちも軽くなり、悩みもずっと少なくなるはずです。

ありのままの自分を受け入れることができれば、気持ちが軽くなり、悩みも減っていくはずです。

今回は、自分を好きになれない理由をご紹介します。

自分を好きになれない理由を一緒に考えてみましょう。

自分を好きになれない5つの原因と心理とは?

自分のことが好きになれないことに悩み、自分を好きになる方法を常に探している人はたくさんいます。

しかし、いくら自分を好きになる方法を試しても、一時的に自分を好きになれたとしても、次第に以前の自分に戻ってしまう可能性もあります。

ですから、自分を好きになろうと努力しても、どうしても自分を好きになれないという方は、自分の心にブレーキをかけている原因に注目してみてはいかがでしょうか。

過去のトラウマが足かせになっている

過去に誰かに言われたことがトラウマになっていて、それが自分を嫌いにさせているのかもしれません。

トラウマに支配されていると、「自分はこういう人間だ」と思ってしまいがちです。

「勉強ができない」と言われたら、「頭が悪いからだ」と思い込んでしまうのです。

その人から受けたネガティブな言葉が繰り返されて、自信をなくしているのかもしれません。

トラウマから解放されるためには、カウンセリングなどの専門的な治療が必要かもしれません。

周りの人と自分を比較しすぎている

周りの人と自分を比べることに夢中になって、自分を見失っていませんか?

周りの評価に惑わされて、無意識のうちに自分を採点しているのです。

「周りの頭のいい人に比べて自分はダメだ」「あのイケメンに比べて自分はダメだ」と、無意識のうちに人と自分を比べてしまいます。

人と比較しているうちに、「あの人のようになりたい」と思うようになるかもしれません。

しかし、いくら周りの評価に合わせても、自分の心は満たされません。

自分を否定していては、自信を持つことはできません。自分を信じてこそ、自信を持つことができるのではないでしょうか。

思い込みをする癖がついている

思い込みには、自分を動かす思い込みと、自分の自信を奪う思い込みの2種類があります。

自分のことが好きではない人は、おそらく後者の考え方をしているのではないでしょうか。

「自分はこうしなければならない」「自分はダメな人間だ」という思い込みを持っていると、その思い込みに沿って思考や行動が行われます。

自分のことが好きになれないのは、思い込みの癖があるからかもしれません。

しかし、思い込みをなくすことができれば、ポジティブに考えることができるようになります。

自分を好きになれない人は、自分が思い込みに支配されていないかどうかを疑ってみてください。

完璧主義者になってしまっている

完璧主義者の人は、物事を0か100かで考えてしまいます。完璧な結果が得られなければ、「自分はダメだ」と思ってしまいます。

たとえ結果が50であっても、自分は進歩しているのだと思います。しかし、完璧主義者は100にならないと気が済まないのです。

なぜ完璧主義に陥るかというと、理想が高く、自意識が強く、他人からの評価を気にするからです。

他人の目を気にしてばかりの生活は疲れてしまいます。自分の方向性を見失い、他人の評価を求めるようになると、自分らしい生き方ができなくなってしまいます。

自分を好きになるためには、まず完璧主義から脱却する必要があります。

完璧主義の人は自分の良いところが見えないので、たまには人に任せたり、悩みを打ち明けたりして、自分の考えに囚われないようにすると良いと思います。

自分と向き合う機会がない

自分を好きになれない理由は、自分と向き合う機会がなかったことにあると思います。

自分が本当に好きなこと、やりたいこと、得意なことを見つけられずに、今、辛い思いをしているかもしれません。

しかし、ほとんどの人は、自分と向き合うことなく大人になってしまったのではないでしょうか。今の人たちは、子どもも大人も、忙しすぎて自分ときちんと向き合う機会がないのです。

ですから、自分のことが好きではないのは自分だけではないということを理解していただければと思います。

自分が好きではないことに気づいたのなら、自分を好きになることができるはずです。

無理に自分を好きになる必要はない

自分を好きになれないのは、世間や世間一般の価値観を気にしすぎていたり、周囲の意見に惑わされていたりするからかもしれません。

しかし、他人の価値観や意見に惑わされなくなれば、無理して自分を好きになる必要はありません。

自分のことが好きでなくても、それはそれでいいのです。

そうやって自分を受け入れていくことが、本当の意味での自信につながっていくのではないでしょうか。人と同じことをしていては、自信はつきません。

自分を好きになるということは、本来の自分を認めるという自然な状態ですから、自分を取り戻すように自分を好きになれるような考え方をしてみてはいかがでしょうか。

自信が持てない原因は、親の育て方や子供時代の過ごし方にある?

自信がないときは、自信をつける方法を探そうとしませんか?

いろいろな方法を探して試してみても、なかなか自信が持てないという経験をしたことはありませんか?

自信をつけようと試行錯誤しても、なかなか自信が持てないことがあります。

そんなときは、自分を客観的に冷静に分析できていないために、本当の自分が見えていないのかもしれません。

本当の自分は、育った環境や幼少期の過ごし方によって形成されます。子供の頃から大人になるまでは、人格が形成されると言ってもいいくらい重要な時期です。

人は何か問題が起きると、それを思い出してトラウマになりがちです。その結果、自分に自信が持てなくなってしまうことがあります。

自信を取り戻すことは簡単なことではありません。しかし、自分の生い立ちを振り返り、自信が持てない根本的な原因を探れば、問題解決の糸口が見えてくるかもしれません。

今回は、自信のない子供時代の過ごし方や、親のしつけの問題点などをご紹介します。

自信のない子供時代の過ごし方とは?

あなたは自分が子供の頃、どんな顔をしていたか覚えていますか?

家庭や学校での生活をできるだけ思い出して、どんな環境で育ったのかを振り返ることから始めましょう。

自分の育った環境がどんなものだったか思い出せたら、今から書く「自信のない子供時代の過ごし方」に当てはめてみてください。

そうすることで、いつ自信を失ったのか、何が原因で自信を失ったのかを知ることができます。

親の言うことをすべて真剣に聞いていた

子供の頃は、親がどんな人であっても、自分の親が正しいと認識します。

まだまだ知らないことが多い世の中ですから、これは当然のことなのですが、いつも真面目に受け止めていると、自分に自信が持てなくなってしまいます。

物事を真剣に考えるのはある意味で自然なことかもしれませんが、親の言葉を真に受けたり、親に従いすぎたりすることが原因になることもあります。

自信がないということは、自分がないということです。自信がないということは、自分に影響を与えている人がいるということです。

親の言うことに従いすぎると、自分で行動しているのではなく、親に操られていることになります。

何でもかんでも親の言うことを聞いて従うのは、誠実で真面目な子に聞こえるかもしれませんが、それは自分を持っていない子でもあるのです。

これは、「相手の言うことを真に受ける」タイプにもよく見られます。

相手の言うことを真剣に受け止めるタイプである

相手が冗談で言ったことでも、相手の言うことを真剣に受け止めるタイプの人がいます。しかし、言った本人は相手を傷つけるつもりはなかったかもしれません。

例えば、太っていることを指摘されたとき、「私は全然太っていない」と思いますか?

それとも「太っていると言われた」と言うのでしょうか。それとも「太っていると言われて恥ずかしいし、惨めだ」と思うのか。

それは、あなたがどう見るかによります。

誰かの発言を真剣に受け止めたかどうかが、自分の自信につながるのです。もし、この場面を自分に当てはめてみたら、どんな反応をするでしょうか?全く気にしない人、気にしすぎて足を引っ張る人、どちらのタイプか考えてみる必要があります。

大人になっても気になるのであれば、「価値観は人それぞれ」と考えてみてはいかがでしょうか。

たとえ人が言ったとしても、その人が言った一言があなたのすべてではありません。

子供の頃に言った冗談のような一言が、言われた人にとってはトラウマになっているかもしれません。その冗談を真に受けてしまうタイプの人は、自信を失ってしまうかもしれません。

ずっと否定され続けてきた

家庭環境は人それぞれですが、自分に自信が持てなくなる原因のひとつに「否定され続けた過去」があります。

否定されることは、自信を失うことに直結していると言っても過言ではありません。どんな人であっても、否定されると落ち込んだり、悔しい思いをしたりして、いい気持ちにはなりませんよね。

例えば、テストで90点を取ったときに、親や学校の先生から「よくやった」「頑張った」と褒められた場合と、「100点を取れ」と言われた場合では、気持ちの持ち方が違います。

私が育った家庭では、親から否定されることはありませんでした。たとえ80点でも「よく頑張ったね」と褒めてくれて、それが嬉しくて「また頑張ろう」という気持ちになりました。

しかし、高校生になって塾に通うようになると、もともと自分よりも勉強が得意な人がたくさんいることがわかりました。

大学受験前になると、定期的に模試を受けるようになり、その結果を見ながら塾の先生と打ち合わせをすることが多くなりました。

「もう少し頑張れ」「このままでは志望校に合格するのは難しいかもしれない」と言われ、一時は落ち込んだこともありました。

くよくよすることはありませんでしたが、人は否定されると嫌な気持ちになるのは当然です。否定されて嫌な気持ちになるのは当然で、実際、人に否定されて落ち込まない人はいません。

自信を失う原因となる幼少期の教育

私のブログを読んでくださっている方には、学生の方もいれば、学校を卒業して社会人になった方、ご年配の方など、いろいろな方がいらっしゃいます。

経歴は人それぞれですが、皆さんは過去に学校に通っていたことがあると思います。

実は、この学校教育が「失敗は悪いこと」という考えの原因になっているかもしれません。例えば、中学校では小学校に比べてテストが多いですよね。

もし、テストで悪い点を取ったらどう思うでしょうか?きっと「自分はダメな人間だ」「次は失敗したくない」と、悪い点数に落ち込んでしまうでしょう。

しかし、人には得手不得手があり、どうしても苦手な科目があって点数が伸びないということもあります。ちなみに私は国語が苦手で、ずっと悪い点数を取っていました。

実は今の教育は、できないことを嫌だと思わせて、なるべく失敗させないようにするためのものなのではないでしょうか。

日本の教育を考えると、どうしても平均的な人間に育てようとする傾向があります。しかし、世の中には平均的な人はそれほど多くありません。それは、人にはそれぞれ個性があるからだと思います。

平均を目指すのではなく、個性を伸ばす教育をしてほしいと思うのですが、今の教育は昔とあまり変わっていないようです。

皆さんには、自分がどのように育てられたかを考えてみてほしい。そこには何か疑問が隠されているかもしれません。

自信のない子供を育ててしまう親のタイプとは?

あまり褒めないタイプである

自己肯定感は自信の表れであり、褒めることで養うことができます。褒められると、どんなことでも嬉しいし、また頑張ろうという気持ちになりますよね。

しかし、子供の頃に褒められた経験がないと、自尊心の低い人間に育ってしまうかもしれません。

テストの点数が悪くても、勉強の過程を褒めるなど、褒め方を工夫すれば、子どもに好感を残すことができます。

しかし、あまり褒めないでいると、お子さんは「何か悪いことをしたのかな」と思ってしまうかもしれません。

そうならないためにも、小さなことでも、子どもをほめる回数を増やしていきましょう

子どもは褒められて育つのです。このことを理解しましょう。

すべてを否定するタイプである

先ほど述べたように、否定されることは自信と密接な関係があります。何でもかんでも否定し続けていると、自信を持つことが難しくなります。

子供は純粋なので、何でも吸収してしまいます。否定されても吸収してしまうので、何でも真に受けてしまうのです。

何でもかんでも否定していては、子どもに安心感を与えることはできません。

子供が安心できるのは、親のところだけです。そして、ほめられたいという気持ちでいっぱいです。その気持ちを否定し続ければ、行動することに臆病になり、自信を失ってしまいます。

「子どもは褒められて育つ」というのは間違いではないと思います。子どもの行動を褒めて認めてあげれば、子どもは自信を持ち、「また同じことをしたら褒めてくれるだろう」と思うようになります。

しかし、子どもの行動をすべて否定してしまうと、子どもは「自分は何もできないから、人に言われたことだけをすればいいんだ」と理解してしまいます。

やってはいけないことを子供に教えるのはいいのですが、それがエスカレートしないように気をつけてください。

また、否定は感情の抑圧の一種です。親はこのことを理解する必要があると思います。子どもの立場に立って考えることが大切です。

まとめ

ここまで、子供時代の過ごし方や親のしつけが原因で自分に自信が持てないことを書いてきましたが、原因を理解して環境や親を憎めと言っているわけではありません。

環境や親を恨めと言っているのではなく、自分がどんな環境で育ち、どうやって今の自分があるのかを理解しろと言っているのです。

原因がわかれば、自分が育った環境を後悔したり恨んだりするのではなく、原因を把握して今後の改善に役立ててほしいと思います。

過去に起きたことは変えられません。どんなに苦しい環境にいたとしても、過去に戻ってやり直すことはできません。

しかし、過去の出来事を受け入れ、そこから成長することは可能です。後悔や恨みは、過去にしがみついた結果ですから、原因を理解して後悔するのをやめましょう。

その代わりに、自信を取り戻すことを考え、成長するための努力をしてください。

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