自信がない人は、将来に不安を感じたり、今の仕事を辞めたいと思ったり、仕事へのモチベーションが下がったりしているのではないでしょうか。
自信があれば、仕事もうまくいくし、将来を悲観することもないのではないでしょうか?
モチベーションは何をするにも大切で、自信があるかないかは仕事に少なからず影響します。
やる気がなくダラダラと時間のある人よりも、やる気があって時間のない人のほうが成長が早かったりもします。
オンオフの切り替えがうまかったり、スキマ時間を使ったり。
モチベーションがある人は、どうにかできないかと時間の使い方も上手く考えていきます。
これは、仕事だけでなく、恋愛や勉強、人間関係などにも言えることです。
しかし、仕事は人生の大半を費やすものですから、仕事に自信が持てなくなると、人生や将来にも影響が出てきます。
だからこそ、不安になったり、辞めたいと思ったりするのではないでしょうか。
そこで今回は、仕事に自信が持てない人のために、具体的な対処法を紹介します。
自分に自信が持てない人の4つの特徴
仕事に自信が持てない人には、どのような原因や特徴があるのでしょうか。
仕事に自信が持てないと、仕事へのモチベーションが下がるだけでなく、人間関係などもギクシャクしてしまいますよね。
競争の激しい現代社会では、今一度、自分の仕事と向き合う時間が必要なのかもしれません。
「本当に自分に合った仕事なのか?」と、自分の仕事に対する気持ちを見つめ直すことも時には必要です。
ここでは、仕事に自信が持てない人が実際にどのように感じているのか、その特徴を見ていきましょう。
共感できる部分があるかもしれませんので、ぜひ参考にしてみてください。
他人と自分を比べてしまう
職場には、自分よりも仕事ができる人がたくさんいるはずです。
同僚が次々と仕事をこなしているのを見ると、「自分もできる」と思うかもしれません。
しかし、仲間と同じように成果を上げることができなければ、いつの間にか自信を失ってしまいます。
職場には、当然ながら自分よりも効率の良い人がたくさんいます。なぜ効率がいいかというと、自分のペースを知っていて、自分のペースで物事を進めているからです。
人と比べてしまうと、自分のペースを見失ってしまい、無理に頑張ろうとしてしまいます。そして、自分の能力以上のことをするには、かなりの努力が必要です。
例えば、自分よりもスペックの高いクルマは、エンジンの質が違うので、発進速度や走行安定性、馬力などが違いますよね。
その車に追いつこうと思ったら、自分もハイスペックな車を持っていなければなりません。
相手がスポーツカーで自分が軽自動車だったら、いくらアクセルを踏んでも追いつくことはできません。
追いつこうと頑張りすぎると、エンジンが動かなくなって大変なことになってしまう。
それは人間も同じです。スポーツカーのように速い人もいれば、軽自動車のように安全に気を配る人もいる。それも個性のひとつなのかもしれません。
ですから、人と比べて落ち込むのではなく、自分よりも効率のいい人がいることを認めて、自分のペースで物事を進めていけば、自分の仕事の効率が見えてくるはずです。
仕事での失敗を恐れる
誰にとっても失敗はつきものです。この世に一度も失敗したことのない人はおらず、人は皆、失敗する生き物です。
仕事ができる人は、今は輝いて見えても、過去に何度も失敗して今の地位を築いているかもしれません。
だとしたら、失敗を恐れている人が積極的に行動したり、自信を持てないのはもったいないことです。
「失敗は成功のもと」という言葉があるように、失敗は成功への近道です。
失敗を恐れて行動を起こさなければ、成長せずに時間を無駄にしているだけだと言っても過言ではありません。
仕事でも、人間関係でも、生き方でも失敗してきましたが、その失敗があったからこそ、今の自分があることになるのです。
告白して振られても、仕事で失敗しても、次から気をつければいいだけの話です。
このような慎重な姿勢を身につけることができるのは、失敗を重ねることでしかありません。
私は、失敗がなければ人は成長しないと思っています。だから、失敗を恐れずに、どんどん前に進んでください。
将来を心配する
自信を失い、今の仕事を続けていいのかと悩んでいませんか?
将来のことを考えすぎて悲観的になっていたり、焦りや不安を感じて、今の仕事にエネルギーを注げなくなっているのかもしれません。
しかし、未来や将来のことは誰にもわかりません。明日、交通事故に遭うかもしれないし、会社が倒産するかもしれませんが、それは仕方のないことです。
未来がわからないのであれば、私たちにできることは「今を一生懸命に生きること」です。
今頑張れば、1つの仕事を終えることができる。今、一生懸命勉強すれば、志望校に合格できる。だから、将来のことを心配している暇があったら、行動することをお勧めします。
行動すれば、結果は自ずとついてきます。仮に結果が悪かったとしても、次に活かせばいいのです。
先ほど、「失敗は成功のもと」と言いました。だからこそ、余計な心配をする前に行動に移すのが一番です。
職場の人間関係が原因となる?
職場では、一人になることはありません。常に他の人と関わっているわけですから、人間関係のトラブルにうんざりしている人もいるでしょう。
例えば、最近問題になっているセクシャルハラスメント、モラルハラスメント、パワーハラスメントなどです。
これらは自分の問題ではなく、相手の問題です。
これらはすぐに解決しなければならない問題ですが、人間関係や職場の雰囲気というのは、入社してみないとわからないものです。
説明会では良いイメージを持っていたのに、実際には全然違っていたということも少なくありません。
人間関係や仕事の内容、職場の雰囲気などが自分の思い通りにならないこともあります。
上司、後輩、先輩、お客さま、取引先など、人と接する機会はたくさんあります。人間関係に辟易することも少なくありませんが、自信をなくす必要はありません。
職場だけが人生の場ではありませんから、嫌になっても当分は我慢したほうがいいでしょう。
職場での人間関係はとても怖いものですが、気を使いすぎず、リラックスして過ごすようにしましょう。
職場の人たちはあなたのことを悪く思っていないかもしれません。
しかし、人間関係が原因で仕事に自信が持てなくなる人の共通点は、他人に気を使いすぎていることだと思います。周りの空気を読んで、過剰に気を遣っているうちに疲れてしまうのです。
ですから、職場での人との付き合いはほどほどにして、少し余裕を持って接するようにするといいと思います。
まとめ
今回は、仕事に自信が持てない人に共通する特徴を紹介しました。
先ほども述べましたが、仕事に自信がないと、なかなかモチベーションが上がらず、いろいろな悩みを抱えてしまいますよね。
仕事の悩みというのは、いつの時代でもすべての人に共通するものだと思います。だからこそ、あなたはこの記事を読んでいるのだと思います。
しかし、仕事だけが人生のすべてではありません。今の仕事に自信が持てないのであれば、それはあなたに適した仕事ではないのかもしれません。
あるいは、仕事に自信が持てないのであれば、何か他に自信を持てるものを探した方がいいかもしれません。
仕事の悩みは人生の一部分に過ぎません。視野を広げれば、自分の持っている部分が活かされ、自分に自信が持てるようになります。
ですから、仕事で悩んでいる人は、自分の可能性を発見する良い機会だと思います。もう少し気楽に、自分のやりたいことを見つけて、別の方法で自信をつけてみてはいかがでしょうか。