ハウスダストに対処するには「掃除」をするしかありませんが、それでもハウスダストを完全に取り除くことはできません。
なぜかというと、ホコリの中には非常に小さいものがあり、床や家具に着地せず、半永久的に浮いたままになってしまうからです。
普通の掃除機やハンディモップでも捕まえられません。
目に見えないので、漂っているかどうかもわからないのです。
目次
ハウスダスト対策には空気清浄機が最適！？
毎日完璧に掃除をしているのに、ホコリのかけらもないのに、子どものアレルギーがあまり改善されないということはありませんか？
また、そのような困った経験はありませんか？
それは、空気中に浮遊している微細なハウスダストが原因かもしれません。
そんな時は、最終手段として空気清浄機を導入するしかありません。
どのような空気清浄機を選べばよいのでしょうか？
答えは以下の通りです。
- 風量が大きいタイプ
- 清掃フィルターに少なくともHEPAフィルターを使用しているもの。
- HEPAフィルター以外にもクリーニング機能があればベストです。
この3点を満たした空気清浄機であれば、ハウスダストを完全に除去することはできなくても、微細なハウスダストを確実に捕らえることができます。
ナソニック PM2.5対応 加湿空気清浄機
パナソニック独自の技術「nanoe」を搭載したハイクラスの空気清浄機です。
「nanoe」の特徴は以下の通りです。
衣類に付着した花粉を除去
しつこいニオイを除去
衣類をリフレッシュさせる
PM2.5を抑制し、その物質を分解・除去する
衣類に浮遊・付着するウイルス、カビ、細菌を抑制する
美肌効果
これだけの機能を備えた優れた製品です。
そのほかにも、6つのセンサーを搭載しています。
高濃度ダストセンサー
人感センサー
照度センサー
PM2.5分析プログラム
湿度センサー
臭気センサー
特に、ハウスダストの中でも最も重い「花粉」に着目し、「花粉を集めることができれば、もっと軽いホコリも集められるはず」と考えています。
また、人感センサーを採用することで、人が動くたびに舞い上がるハウスダストをキャッチすることが可能です。
微細な粒子状物質の数を判定するPM2.5分析プログラムを搭載し、捕らえたPM2.5の有害物質を分解・除去するように風量を自動調整します。
床から30cmの高さにある微細なハウスダストを徹底的に集めます。
また、HEPAフィルターとスーパーナノテク脱臭フィルターを搭載し、微細なハウスダストからニオイまでを完全にシャットアウトします。
シャープ プラズマクラスター 加湿空気清浄機
シャープの独自技術「プラズマクラスター」を搭載した加湿器です。
家電メーカーだけあって、使い勝手の良さを追求しているのがよくわかりますが、5つのセンサーを使ってインテリジェントに動作するのが素晴らしいですね。
高濃度ダストセンサー
においセンサー
温度センサー
湿度センサー
光センサー
最後のセンサーは光センサーで、照明の消灯を検知して動作音を小さくします。
PM2.5モニターを搭載しており、PM2.5が多い時は風量を増やし、少ない時は風量を減らします。
プラズマクラスターを放出しながら、微細なハウスダストが壁などに吸着するのを防ぎ、微細なハウスダストを最大限に捕集することができます。
60分運転では、10分後に最大風量で高濃度のプラズマクラスターを放出して集塵を開始し、壁にハウスダストを吸着させません。
その後の50分間は高濃度ダストセンサーが作動し、ハウスダストを監視して集塵します。
ダイキン工業 加湿ストリーマ空気清浄機
ダイキン工業では、他の家電メーカーとは異なる方式を採用しています。
それは「電気集塵方式」です。この方式を採用しているのは、ダイキン工業だけです。
この電気集塵方式は、本体内部に静電気を発生させ、そこに細かいハウスダストを付着させます。
2段階で空気をきれいにします。
HEPAフィルターでは除去できない微細なハウスダストを電気集塵機でさらに除去するという2段階方式で空気を清浄化します。
また、この空気清浄機は、畳31枚分の集塵能力を持っています。10年間フィルターの交換が不要なのは、電気集塵方式を採用しているからだ。
6畳の空気を清浄するのに7分、31畳の空気を清浄するのに30分かかります。
もちろん、PM2.5対応です。
空気清浄機を購入する場合、基本的にはこの3社で1～3の条件を満たしています。他のメーカーの空気清浄機もありますので、これらにとらわれず、自分に合ったものを選びましょう。
空気清浄機はダテじゃない！？
現在の空気清浄機は、ハウスダスト対策としての機能に加え、PM2.5などの微小粒子状物質の除去にも優れているものばかりです。
しかし、このPM2.5の機能が付くか付かないかで、コストパフォーマンスに大きく影響するのも事実です。
それだけ、技術が進んでいるということですね。微細な粒子状物質をどれだけ気にするかしないかで、空気清浄機を選ぶポイントが変わってきます。
昔の空気清浄機と比べると、今の空気清浄機は格段に良くなっていますよ。昔のものと比べて、今の空気清浄機はとても優れています。
