ハマった食べ物

新登場のフリーズドライ&セミフリーズドライ製法の果物とは?栄養成分やおすすめの買い方を紹介!

ドライフルーツは英語ではDried Fruitと表記されています。

その言葉の通り、乾燥果物のことを指します。

日本では、一般的にドライフルーツといえば乾燥野菜やナッツ類を指します。

しかし最近では、その美味しさや栄養価の高さ、手軽さからドライフルーツが話題となり、その製造方法も次々と開発されています。

このページでは、そんなドライフルーツの基本情報を紹介した上で、フリーズドライ法とゼミフリーズドライ法の栄養や効果、選び方や買い方などについて解説していきます。

また、ドライフルーツには紅茶が合いますので、ぜひコチラの記事も参考にしてみてください↓
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ドライフルーツはいつからあるの?

ドライフルーツの起源は古代にまで遡ります。

代表的なナツメヤシは5000年前の旧約聖書にも登場しており、「生命の木」のモデルになったと言われています。

ヨーロッパや中東諸国、特にイスラム教徒の多い国では、街のスーパーでもよく見かけるドライフルーツです。

干し柿のような味と濃厚な食感がやみつきになります!

昔、今のように大規模な農園で果物が生産される前は、野生の木に生えた果物や実をそのまま乾燥させ、甘みが凝縮された栄養価の高い美味しいドライフルーツとして、貴重な保存食として重宝されていました。

人間だけでなく、鳥や動物にとっても貴重な生命維持食として、今日まで保存されてきました。

自然発生的な偶然の産物が、現在のドライフルーツと呼ばれるようになったのです。

フリーズドライフルーツが持つ栄養とは?

ドライフルーツといえば、保存のための添加物や農薬が気になるところですが、最近ではフリーズドライという新しい製法が採用されています。

これまで不可能とされていた素材を乾燥させることが可能となり、現在では良質な製品が数多く市場に出回っています。

見た目がカラフルで、パッケージもきれいな商品が出回るようになったことで、人気が高まり、ますます注目を集めています。

ドライフルーツは美容と健康効果が話題です。

仕事や家事、育児に忙しく、健康が気になるけど時間がないという働く女性は特にドライフルーツに注目しており、最近では若い女性向けの雑誌にも取り上げられ、静かなブームにつながっています。

チョコレートやお菓子の代わりに、職場のデスクの引き出しに常備しておけば栄養補給にもなりますし、様々な料理に使って毎日の食生活をグレードアップさせることもでき、その魅力は無限大です。

実は身近なフリーズドライ製法

口の中でとろけるようなサクサクとした食感と軽やかな口当たりのフリーズドライフルーツを食べたことはありますか?

数年前、宇宙ステーションでも食べられるコンパクトで便利な「宇宙食」として、フリーズドライ商品がメディアで取り上げられました。

フリーズドライの種類も豊富で、その種類の多さに驚くこと間違いなしです。意外とフリーズドライになっている食品もあります。

例えば、プリン。

プリンをフリーズドライにするとは考えにくいですよね。

どうやら1つ1つが3cmほどの大きさに縮小されているようです。

他にも!

たこ焼きやバニラアイスまでもがフリーズドライ。

技術の進歩は凄まじいものがあります。

これらのフリーズドライ食品は、水を加えて元の形に戻してから食べるものですが、フリーズドライフルーツは、歯ごたえのあるうちに食べられるタイプのもので、小腹が空いた時のおやつやダイエット食品として再び注目されています。

フリーズドライの果物の作られ方

フリーズドライとは、水分を含んだ食品をマイナス30度程度の温度で急速に凍結させ、真空中で乾燥させる加工方法です。

食品を一気に凍らせて、さらに真空にするのは、食品の観点からすると迷惑なことです。

似たような冷凍乾燥技術には意外と長い歴史があります。高野豆腐は冷凍と乾燥を組み合わせた日本の食品ですが、食品を真空乾燥させる技術は1950年代にアメリカで開発されました。

現在でも大手食品メーカーやスナック菓子メーカーの注目を集めている凍結乾燥ですが、日本でもその分野は発展しているようです。

最近ではアマノフーズのCMをよく耳にしますよね。

このお味噌汁セットは、CMの時から我が家でも愛用しています!という感じで紹介されていますよね。

ドライフルーツとフリーズドライの違いとは?

名前が似ているため、ドライフルーツとフリーズドライフルーツは同じジャンルで紹介されることが多いです。

しかし、作り方によって味や食感、見た目が全く異なります。

例えば、ドライフルーツの見た目を比較してみると、イチゴは重くてもっちりしているように見えますが、フリーズドライフルーツはシャキシャキとした軽い食感です。

見た目が違うのはもちろんですが、味も食感も全く違い、ドライフルーツが口の中でしっとりとした粘り気があるのに対し、フリーズドライフルーツは口に入れた瞬間にサクッとした食感で口の中でとろけていきます。

また、無機質で砂糖を使っていないドライフルーツの味は甘い(人によっては甘すぎる)と感じる人も多いですが、フリーズドライフルーツは本当にただのドライフルーツなので、砂糖も着色料も入っていないので、素材の優しい味をそのまま楽しむことができます。

天日でじっくりと乾燥させたドライフルーツと、真空状態で一気に凍らせたフリーズドライフルーツの違いがわかると思います。

ドライフルーツとフリーズドライフルーツの違いをまとめると以下のようになります。

  • ドライフルーツは、天日干しすることでゆっくりと甘みを閉じ込めているので、しっとりとした甘さが味わえます。
  • フリーズドライは一気に乾燥させるので、サクサクとした軽い食感になります。

味や食感は好みの問題ですが、個人的にはおやつ感覚で食べるならフリーズドライ、ダイエット目的で食べるならドライフルーツと分けています。

フリーズドライフルーツが持つ栄養とは?

ドライフルーツは栄養が凝縮された食品です。

果実の水分を蒸発させて凝縮させたもので、本来は食物繊維やミネラル、抗酸化物質、糖質など多くの栄養素を含んでいるため、忙しい現代人には頼りになる健康食品となっています。

残念ながら、ビタミン類は乾燥の過程で失われてしまうことが多く、フリーズドライ法などの研究が進められています。

天日干しや熱風を吹いて水分を飛ばして作る従来のドライフルーツとは違い、フリーズドライは圧縮や加熱をせずに加工しているので、生のままの状態でビタミンを摂取できるのが一番の魅力です。

女性も男性も気になる糖質ですが、悪いことばかりではありません。

良質な果糖には脳を活性化させる効果があります。

午後のコーヒーブレイクとして食べるのに最適な大人のおやつになりそうですね。

人気が出てくると、パッケージにも工夫が凝らされ、小分けにして食べるのに便利な商品が登場しています。

知的で健康志向の高い人が、オフィスでさっとドライフルーツを食べているイメージは、人目を引くかもしれません。

ドライフルーツの製造方法の研究が進むにつれ、多くの商品が販売されるようになり、種類も豊富になってきました。

取り扱っているお店も増えて充実してきた反面、お店に行ってみたら種類の多さに圧倒されてどれを選べばいいのかわからなかったという声もあります。

ここでは、代表的なドライフルーツとその効果について見ていきましょう。

視力回復のためのドライブルーベリー

パソコンや携帯電話で目を酷使している現代人にとって、ブルーベリーは注目すべきフルーツの一つです。

甘酸っぱさと酸味が絶妙で、乾燥させるとさらにうま味と旨味が増します。

視力回復だけでなく、美容効果も抜群で、ビタミンEが豊富に含まれているため、血行を促進して血流を良くし、冷え症の予防にもなります。

特にワイルドブルーベリーにはアントシアニンが多く含まれていると言われているので、ブルーベリーを購入する際には産地や種類を確認しておくと良いでしょう。

フリーズドライいちご

フリーズドライフルーツといえば、イチゴが有名です。

そのまま食べることもできますが、よく売られているのは、おそらく周りをチョコレートでコーティングしたお菓子でしょう。

カルディや輸入食品店でよく見かけます。

ドライマンゴーは生活習慣病に効果あり

生活習慣病に効くマンゴー。

ドライマンゴーの果実として知られており、ハワイやグアムのお土産としてもよく贈られています。

甘酸っぱいトロピカルな香りと独特の色が印象的です。

マンゴーは常夏の大地で栽培されているので、抗酸化作用がたっぷり。日焼けした肌の頼もしい味方です。

マンゴーのもう一つの特徴は、活性酸素から体を守るビタミンAが豊富に含まれていることです。

活性酸素は人体に悪影響を及ぼし、ガンや動脈硬化などの病気の原因になると考えられているので、病気の予防に役立つ果物と言えます。

乾燥ラズベリーで美肌効果

テレビで放送されて以来、スーパーでもよく見かけるようになったラズベリー。

ラズベリーに含まれる香気成分のケトン体には脂肪燃焼効果があり、成分の約2割が食物繊維で構成されているので、その効果は絶大です。

ラズベリーに含まれているケトン体には、脂肪燃焼効果があると言われています。

メラニンを抑制する酵素も含まれていて、肌を白く、色白にしてくれる真のアンチエイジングフルーツとして、アメリカではスーパーフルーツと呼ばれています。

国産ドライフルーツ! サツマイモと梅干しも人気!

日本のドライフルーツといえば、サツマイモと梅干しです。

サツマイモは、日本では干し芋として販売されています。

食物繊維が豊富で栄養もたっぷりの干し芋は、災害時の保存食としても活用できます。

そのまま食べてもいいですが、火で炙って食べるとさらに甘みが増して美味しくなります。まさに日本のお母さんのレシピですね。

梅干しは薬膳とも呼ばれ、殺菌効果が高いので夏のお弁当にも重宝します。

クエン酸などの有機酸が豊富で、回復効果も高いです。

市販されている味は、甘いものから塩気のあるものまで様々な味があるので、自分の好きな味を選ぶことができます。

このようにドライフルーツには様々な種類があり、奥が深いですが、まずは自分の好みに合ったものを選んで、毎日の生活の中で楽しんでみましょう。

フリーズドライフルーツのそれぞれのメリット&デメリット

フリーズドライフルーツには健康面でのメリットもたくさんあります。

しかし、必ずしも良いことばかりではないので、ここでは良い面と悪い面をざっくりと見ていきましょう。

フリーズドライフルーツの3つの良い点

まず、フリーズドライの良さは、真空加工のおかげで形の変化が少ないことです。

組織を壊さずに乾燥させることができるフリーズドライは、ドライフルーツを加工する際に発生する成分不足が少ないため、生の果物と同じような栄養素を摂取することができます。

さらに、フリーズドライの良いところは、生の果物を食べ過ぎた時に気をつけなければならない水分の過剰摂取を気にする必要がないことです。

水分を大量に摂取すると冷え性を悪化させてしまう可能性があるので注意が必要です。

2つ目は、生のフルーツに含まれる栄養素から水分だけが取り除かれているので、軽くて小さいサイズなので持ち運びに便利です。

生の果物を袋から出して食べるのは気が引けますが、フリーズドライなら小さなパックからさっと取り出して食べることができます。

そして3つ目は、一気に冷凍&乾燥させることで、果物に含まれる酸化物質(食品を劣化させる成分)を抑制することができるので、長期間保存することができます。

フリーズドライの良いところをまとめてみました。

私にとっては、いつも袋が重くなってしまうので、軽いのが本当に嬉しいです。健康に気を使っているように見えるのもいいですね(笑)。

  • 冷たさを気にせず、生のフルーツと同じ栄養が摂れる。
  • 軽量&小ぶりで持ち運びに便利
  • 長持ちするので、保存食をストックしておくことができます。

フリーズドライのデメリットと改善点

しかし、フリーズドライの果物は、味や栄養は生鮮品とほとんど変わらないのに、見た目に関しては少し劣化してしまいます。

水分が失われることで色が少し濃くなったり、縮んだりするので、それほど写真映えする食品ではないと思います。

これはそれほど大きな問題ではないのですが、フリーズドライにはもう一つ大きな改善点があります。それはフリーズドライ品の価格です。

フリーズドライは正直高い!理由は?

フリーズドライ品は設備費が高く、一度にたくさんの加工ができないため、ドライフルーツに比べて価格が高くなってしまいます。

市販のドライフルーツと比べると、今は手が出しにくいのですが、今後機械の価格が下がったり、海外に大規模な加工工場ができたりすれば、かなり安くなると考えられているので、5年後、10年後にはもっと安くなっているのではないでしょうか。

安くなる限り、毎日持ち歩いて食べられるようになると思いますが、早くその日が来ることを願っています。

フリーズドライフルーツの買い方は?選び方は?

ドライフルーツには、従来の方法で乾燥させたもの、フリーズドライ、セミフリーズドライの3種類があります。

従来のドライフルーツは、生の果物とは食感が異なり、味を濃くするために乾燥させています。

果実に含まれる食感や栄養分を重視したフリーズドライは、果実本来の食物繊維や栄養分を残し、果実の形や色をそのまま残します。

また、手に持った時の美しさや見た目の美しさもアップしています。

ドライフルーツの多くは、栽培地である日本以外の国から輸入されています。

そのため、中には果実の栽培に使用された農薬や保存用の添加物が多く含まれている場合があります。

購入する際には、果物の栽培地や輸入ルート、含まれる添加物の表示などが表示されているお店に確認することが大切です。

オーガニックや健康食品を扱っているお店でよく見かけるようになりました。

百貨店や果物店、専門店でも販売されています。

消費者の健康を正直に考えていて、知識豊富なスタッフが相談に乗ってくれるお店を探せば、正しい情報が得られ、食べ方を教えてもらえるので安心です。

ドライフルーツを食べる時の注意点

ドライフルーツは栄養素が豊富で美容・健康効果に優れていますが、いくつかの注意点があります。

ドライフルーツは、ビタミンの含有量を保つためにフリーズドライ製法が開発されています。

しかし、生の果物と比べると、ビタミンCなどの栄養素の量が少ないのが現状です。

いくらドライフルーツが万能だといっても、ドライフルーツに頼りすぎず、新鮮な野菜や果物、たんぱく質、炭水化物などをバランスよく摂取することが大切です。

中には糖質が多く含まれているものもあるので、一度に大量に摂取するのではなく、少量を毎日継続的に食べるとより効果的です。

フルーツティーはヨーグルトに入れたり、紅茶に入れたりして楽しむことができますし、自分なりの食べ方を見つけるようにすることで、より豊かな食生活を送ることができるようになります。

まずは自分の好きな食べ方を探してみてはいかがでしょうか。

おすすめのブランドと商品を紹介!

最後に、フルーツのフリーズドライやフリーズドライを販売しているお店をご紹介します。

スーパーや輸入食品店で購入するよりもネットで購入した方が安いことが多いですし、送料も無料であることが多いです。

フリーズドライフルーツをお探しなら、トレーダージョーンズがおすすめです!

日本ではあまり知られていませんが、欧米ではトレーダージョーンズというスーパーの元祖フリーズドライフルーツが人気です。

ラズベリー、ストロベリー、ブルーベリー、マンゴーの4種類の味がありますが、私のおすすめはフリーズドライマンゴーです。

ドライフルーツのマンゴーとはまた違った口当たりで、自然と甘みが増します。

Lafulaはちょっと高いけどプレゼントに最適

お店「ラフラ」では、かわいい瓶に入ったフリーズドライフルーツを販売しています。

イチゴやブルーベリーのほか、柿、キウイフルーツ、梨、パイナップル、りんご、イチジク、バナナ、ラズベリーなど、一度は一口ずつ食べてみたいフリーズドライフルーツが揃っています。

ただ、お値段はちょっと高めなので、普段から自分で食べるためにフリーズドライフルーツを買うのであればフリーズドライフルーツを買うなら、Trader Joe’s Fruitか堀内フルーツガーデンがおすすめです。

堀内果実園のフリーズドライミックス

初めてフリーズドライフルーツを購入する方や、少しでも安く購入したい方には、堀内果実園が販売しているフリーズドライミックスがおすすめです。

プラム、柿、ブルーベリーの3種類のフリーズドライフルーツが入っていて、もちろん有機栽培で添加物や砂糖も入っていないので安心です。

チョコレート×フリーズドライいちごなら六花亭

チョコレートでコーティングされたフリーズドライいちごスイーツはたくさんありますが、六花亭のいちごチョコは格別です。

  • ホワイトチョコとフリーズドライいちご
  • ミルクチョコレート&フリーズドライストロベリー

ホワイトチョコでコーティングされたものとミルクチョコでコーティングされたものがありますが、個人的にはホワイトチョコとストロベリーの組み合わせが好きです。

2つのフレーバーがセットになったお得なセットも販売しているようなので、まだ試していない方はぜひどうぞ!

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