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干し柿のドライフツーツの栄養と効能!美味しい食べ方と生柿との違いとは

干し柿(ほしがき)は古くから日本で親しまれている冬の保存食として有名ですが、近年その栄養価の高さと味の美味しさから注目度が上がってきました。

風邪やインフルエンザなどのウイルスの侵入を防ぐ効果のあるビタミンAや身体の体質改善を促す食物繊維が多く含まれているようです。

このページでは、生で食べるよりも栄養価が高いと話題の干し柿について、主要成分や特徴、おすすめの食べ方を紹介します。

最後にはおすすめの干し柿と口コミも紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

干し柿の基本情報・干し柿とは何か

干し柿は昔から日本でも人気の高いドライフルーツです。

干し柿といえば田舎のおじいちゃん・おばあちゃんの家の軒先にぶら下がっているイメージがある冬の保存食です。

主な成分は食物繊維、炭水化物、ビタミンAなどで、冬に流行するインフルエンザや風邪の予防に効くと昔から親しまれています。

冬場の風邪を予防するおばあちゃんの知恵袋のひとつですね。

主要成分 食物繊維、炭水化物、ビタミンA、βカロチン、ミネラル、カリウム、マンガン
100gあたりのカロリー 約250〜300kcal
甘みが強い、酸味はほとんどない
主な原産国 日本、中国、台湾、ベトナム
食べ方 皮ごとそのまま、ヨーグルトと一緒に
100gあたりの価格帯 100〜300円

日本以外にも中国や台湾、ベトナムなど東アジア圏で作られている干し柿は、昔から冬の保存食、そしてその栄養価の高さから薬としての役割がありました。

薬として使われていたぐらい干し柿は栄養が豊富だったんですね。

甘みが強い味からはなかなか想像できませんが、日本では干し柿は渋柿(しぶがき)という渋みが強すぎて生では到底食べられないような種類の柿を乾燥させることで作られます。

生の柿を乾燥させることで渋柿にもともと含まれているタンニンと呼ばれる渋み成分が抜けて、甘み成分が一気に増し、その甘さは砂糖よりも甘いとされている自然が作った健康食品なのです。

干し柿は英語で何て言うの?

日本の伝統的な食べ物である干し柿を英語で紹介したい時にどのように言えばいいのか困ることがあるかもしれません。

欧米圏には馴染みのない食べ物なので完全に意味が一致するというわけではないのですが、もし英語で言うならば、dried persimmon(ドライド・パスィモン)となります。

driedが「乾燥した・乾いた」という意味で、persimmonが「柿」を意味します。

ちなみにフランス語では柿のことをkaki(カキ)もしくはplaquemine(プラックミーヌ)と呼びます。

もともとヨーロッパでは柿が一般的な果物ではないため、日本語の柿がそのままkakiとなっているのですね。

干し柿の場合はこの名詞に「乾いた」という意味を持つ形容詞を付けて、kaki sec(カキ・セック)もしくはplaquemine sec(プラックミーヌ・セック)となります。

干し柿と生の柿との違い

普段私たちが生で食べる柿と干し柿とは、そもそも柿の種類が異なります。

生で食べられる柿は一般的に甘柿(あまがき)と呼ばれる品種の柿で生食に適しています。

対して干し柿として消費される柿は渋柿(しぶがき)という全く別の種類の柿で、同じ柿でも味や食感、形が違います。

もちろん甘柿を乾燥させて干し柿を作ることもできますが、渋柿からできる干し柿ほどは甘くなりません。

その理由はもともと柿に含まれている糖分の量が渋柿の方が多いからで、苦味成分であるタンニンさえ抜いてしまえば渋柿の方が甘柿よりも実は甘いのです。

生の柿が含む成分 ビタミンA、ビタミンC、カロテン、糖質
干し柿が含む成分 食物繊維、炭水化物、ビタミンA、βカロチン、ミネラル、カリウム、マンガン

生の柿(甘柿)と干し柿が含んでいる主要な成分を比較してみると、生の柿に含まれているビタミンCが干し柿には見られないことがわかります。

意外と知られていないことなのですが、生の柿を乾燥させる過程で柿の中に含まれるビタミンCは水分と一緒にほとんど消えてしまうのです。

干し柿のオレンジ色の見た目からはビタミンCが豊富そうな印象を受けますが、実は干した柿ではビタミンCはあまり多く含まれていないのです。

その代わりに干し柿には生の柿にはない成分が多く含まれています。

食物繊維の量が増えるのはもちろんのこと、βカロチンやミネラル、カリウム、マンガンなど生のフルーツでは摂取することが難しい成分がドライフルーツになった干し柿には大量に含まれるのです。

乾燥させるだけの過程でこれほどまで多くの成分が追加される干し柿はドライフルーツ界でもかなり優秀な果物です。

干し柿の特徴・栄養素

日本に古くからあるドライフルーツ、干し柿の特徴を干し柿に含まれる栄養素の効能とともに紹介します。

干し柿はその小さい形からは想像できないほどの栄養に溢れているのです。

干し柿に含まれるビタミンAの効果

干し柿の主要成分といえば欠かせないのがビタミンAです。

ビタミンAは風邪・インフルエンザなどのウイルスが身体に入ってくるのを防ぐ予防効果があると言われていて、特にインフルエンザが流行する冬場には欠かせない栄養素です。

干し柿が市場に出回るのはちょうど冬の時期なので、この時期にちょうど良いビタミンAの補給源となりますね。

ウイルス予防の他にも干し柿に含まれるビタミンAには美肌効果およびアンチエイジング効果が期待できます。

肌の乾燥を防ぐ成分がビタミンAには多く入っていて、特に肌が乾燥しがちな冬の時期にお肌を保護するために昔から食べられてきたそうです。

確かに干し柿が有名な東北地方の女性は肌が綺麗なことで有名ですよね。

彼女たちの肌が寒い場所にもかかわらず綺麗に保たれているのは干し柿に含まれるビタミンAも影響していると言えるでしょう。

干し柿に含まれるβカロチンの効果

βカロチンはにんじんなどの緑黄色野菜に含まれるとして知られる成分ですが、干し柿にも同様に含まれています。

抗酸化作用の強いβカロチンを摂取することで身体の粘膜が正常に保たれる効果があるため、ビタミンAと同様に風邪やインフルエンザウイルスを防ぐのに適していると言えます。

そしてβカロチンには疲労回復効果もあることを忘れてはいけません。

秋や冬のような身体に負荷がかかりやすい時期は私たちが気づかないうちに身体が悲鳴をあげているなんてこともあるので、干し柿に含まれるβカロチンでこうした疲れを取ってあげることが大切です。

干し柿に含まれる食物繊維の効果

他のドライフルーツと同じように干し柿も食物繊維が非常に豊富です。

便秘が続いている人や体質改善をしたい人、身体にガスが溜まりやすい人は特に注目で、小さい干し柿の中に含まれる食物繊維はお腹で膨らんで、身体に溜まっている毒素を外に押し出す効果があると言われています。

冬の時期は焼き芋のように食物繊維が多く含まれている食べ物が広く出回りますが、今年の冬は干し柿に挑戦してみてはいかがでしょうか。

干し柿の効果まとめ

ビタミンA、βカロチン、食物繊維が豊富な干し柿を食べると期待できる効果をまとめると以下のようになります。

重要ポイント
  • インフルエンザ・風邪予防になる
  • 肌の乾燥を防ぐ効果がある
  • 身体に溜まっている毒素を外に出す力

風邪やインフルエンザなどのウイルスが蔓延する秋や冬に旬となる干し柿はまさに昔の人の知恵が生んだ自然の予防薬と言えるでしょう。

さらに苦い薬と違って甘い味に、肌の潤いを保つ効果や毒素排出効果があるのだから、この冬は干し柿なしでは過ごせなくなりそうですね!

干し柿の食べ過ぎは身体に悪い?

1日にあまりに多くのドライフルーツを摂取しすぎると、果糖(果物に含まれる糖分)が影響してお腹の弱い人はお腹を下す可能性があります。

その人の体質によって1日に摂取できる干し柿の量は変化しますが、成人であれば多くても1日5個程度、身体がもともと弱い人やお子さんの場合は3つ程度に抑えておくのがよいでしょう。

ドライフルーツになって小さくなった干し柿ならどんどん食べられてしまいますが、もともとは大きな柿です。

柿を1日に5個はなかなか食べませんよね。

私たちの身体も普段から柿を食べることに慣れていないのにいきなり1日に5個も6個も柿を摂取したら驚いてしまいます。

何事も適度な量が大事と言いますが、特にドライフルーツの場合、想像よりも栄養が凝縮されているので食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

干し柿のおすすめの商品と口コミを紹介!

まずは、干し柿のおすすめ商品を紹介していきます!

初めて干し柿を買ってみる、まずはオーソドックスな干し柿を試してみたいという方は、「南信州ここだに」の干し柿がおすすめです。

長野県の南信地域で作られる市田柿を使用しており、もっちりとした食感と白い粉が特徴となります。

近年では日本国内だけでなく、海外にも人気がある高級食材となっています

また、もう食べやすさを求めるのであれば、「山下屋荘介のひとくち市田柿」が手軽で食べやすいのでおすすめです。

干し柿の口コミを紹介!

干し柿のおすすめの食べ方や楽しみ方などの口コミが多く寄せられています。

干し柿の食感がどうしても苦手という人もアレンジを加えることで一気に食べやすくなるので試してみてください。

おすすめの商品も紹介していますので、ぜひ参考にしていってください。

さくらさん(女性・30代)

甘くて美味しいドライフルーツ。今では、いろんな種類のドライフルーツがあり、メジャーなパイナップルやりんご、マンゴーをはじめ、最近ではトマトやキウイ、桃なんかも出てきました。生のフルーツよりも持ちがいいですし、栄養がぎゅっと詰まっているのが良いですよね。 

そんなドライフルーツの中から、今回オススメしたいのは「干し柿」です。干し柿は、お正月というイメージが強いかもしれませんが、普段でも売っていますし、オレンジ色が美しく、色味づけにもぴったりです。特に、私がオススメする食べ方は、クリームチーズと合わせて食べることです。小さくカットした干し柿とクリームチーズを一緒に食べると、絶妙です。そこにワインを合わせると、あっという間に自宅がおしゃれなバーに。ぜひ試してみてください。

柿丸さん(40代・男性)

この時期になると美味しい干し柿。普通に食べても美味しいですが我が家では干し柿をミキサーにかけてペースト状にします。少し砂糖を加えてジャムにしてパンやクラッカーにのせて食べています。 

次に干し柿自体がほぼドライフルーツの様な感じなのでヨーグルトに混ぜて食べたりしています。干し柿をぬか漬けにつけても漬物風になりビールのつまみ美味しくいただけます。ちょっとかわった食べ方はレーズンがわりにポテトサラダに混ぜたりするのも美味しくいただけます。

あずきさん(40代・女性)

干し柿はそのまま食べる意外にお料理に使っても美味しくいただくことができます。干し柿の入ったなますはよく見かけますね。大根と人参のなますに小さく切った干し柿を加えるだけです。干し柿の甘さがなますに良く合います。 

また、干し柿はイチジクやマンゴーのドライフルーツと同じ感覚で使うことができます。バナナとヨーグルトと牛乳でスムージーを作る時に種を取った干し柿も入れてミキサーにかけてみて下さい。コクが出てとっても美味しいスムージーになります。食欲の無い朝などにピッタリです。

まりさん(20代・女性)
まるごと干されて、しっとり甘くなった干し柿。一番おすすめの食べ方は、やはり冷やしてそのままいただくことでしょう。ハードタイプのゼリー菓子のような食感はたまりません。また、バニラアイスに合わせて食べるのもおすすめです!

干し柿はとっても甘いのですが、ひんやりとしたバニラアイスと一緒だと甘味がほどよく感じられますし、また果実らしいさっぱりとした風味がミルクの濃厚さとよく合います。日本古来からの伝統的なドライフルーツである干し柿を、いろんなアレンジをしながら味わってみてくださいね!

マイちゃんさん(30代・女性)
結婚してからは年に1回、主人の親戚から干し柿を頂くようになりました。それまで私の家では干し柿は口にすることがなかったので、初めてもらった時はその赤黒い見た目や、白い粉、しわしわだし、と嬉しく思うこともなく冷凍したまま数か月後に捨ててしまうなんてことがありました。今思えばとても勿体ないと思います。

甘さが自然で、くどくなくさっぱりしています。冷凍できるので少しづつ食べることもできますし、何といってもドライフルーツですから栄養も凝縮されています。干し柿に含まれるβーカロテンは美肌効果もあるので女性にもいいですし、疲労回復効果もあるようです。

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